天然浪々物語1天然浪々物語第一幕 「あれ、始まっちゃうけどいいの?」ここはとある山郭、長い旅路の中でちょいと一息いれるために旅人が集う場所。 今日も旅の疲れを癒すために何人かの傭兵が休んでいる。 あー今日もいい天気だなー お、そこの兄ちゃん、一人旅かい? まーそんなとこですかねぇ ほう、わけぇのにてぇしたもんだな、ハッハ おやじさんも旅路の途中で? おうよ!ちぃと武者修行の旅ってな、ハッハ こんなとこで会ったのも何かの縁だ、名前教えてくれや ちなみにオレは柳峰(りゅうほう)ってんだ 旭波(きょくは)と言います 以後お見知りおきを。 ここはとある山郭、行き交う旅人たちは互いに旅の疲れを癒すため、こうして和む ハハハ、ハッハ こんにちは、旅の方ですか? しばし道をお尋ねしたいのですがよろしいでしょうか? うん? お答えできる限りでよろしければ。 悪イナ、この馬鹿私ノ言うこと聞かずニ勝手ニ進むからサ、ちゃんと礼しろロリコン野郎 誰がロリコンだ! 誰が! ・・・ゴホン。それでは南京への道筋を教えて頂けますか? 確かこの辺りだと聞いたのですが 南京だぁ?おいおい冗談よせよ、ここは北京郊外だぜ? どう方向間違えたらこっちに来れるんだよ 肯定だ。ここは北京近くの山河だ。南京に行くには徒歩で2年はかかる オイ、聞いたカ、どうしてくれるんダ このホモ野郎 ホ・・・ホモ言うな! 断じて違うぞ、断じて!! つ・・・つまり、ここは北京で・・・ あぁ、なんということだ、私としたことが・・・ 全くダ、だからこんなロリゲイ野郎と行きたくはなかったんダ オマエなぞ死んでしまえばいいのダ う・・・うっさい! ロリゲイ言うな!!! (何かどんどん酷い扱いになってないか? ロリゲイって・・・何だ・・・) ぐ・・・とにかくだ、どうにかして南京に行かねば・・・ ほぉ、南京に何か特別な用でもあんのかぃ? 私はこう見えて朝廷の者なのです。緊急の報せがあり南京に向おうとしていたところです 洛陽を出テ よく北と南を間違えたもんダナ ある意味天才ダナ オマエ ・・・ そこのお二方、見たところ流浪の方とお見受けしますが、よろしければ道中、私に力を貸していただけませんか? 恥ずかしながら私の力では到底目的地に辿り着けません。 ふむ、いいでしょう。 所詮私も目的の無い旅をしているのですし、どこへでも行きましょう おうよ! そこの兄ちゃんの言ったとおり、オレも目的なんて無いんだ ついてってやんよ ハッハ あぁ、ありがとうございます このご恩は一生忘れませぬぞ 私の名前は綿貫(わたぬき)と申します。以後よろしくお願いします オオ、アリガトウ オマエ達いいヤツだナ 私ハ月遥(げつよう)ダ 不甲斐ないドMノロリゲイ野郎をヨロシク頼ム ちなみニ私のコトは心配無用ダ 自分ノ身ハ自分デ守ル (ドMのロリゲイ=ちっちゃい男の子に虐められるの大好き? ってことかな) ここはとある山郭、もとい北京郊外である ここからこの明らかに微妙な面子で構成された4人の旅が始まるのである To Be Continued ジャンル別一覧
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