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伊奈利短歌集 ① トンカツ未来 伊奈利短歌 小説…伏見稲荷大社の物語 小説西寺物語 小説盆栽物語 小説鯖街道 小説老人と性 音川伊奈利

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2013年08月13日
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★~老人と性~さくら…20年ぶりの観音さまで89才の射○

 

 さくらの客で八十八歳の坂本がいる。この坂本が三年ほど前にさくらのタクシーに偶然乗車して気分が悪くなり、坂本の豪邸のベッドまで運び、主治医に連絡するなど半日世話をしていた。坂本は超一流企業の会長で妻に先立たれ一人住まいだった。
「運転手さん、今日はなにからなにまでありがとう」
「いえ、おじいちゃん、これも何かの縁です」
「そうか~縁か?ワシの人生の最後の友人になる」
「もう、縁起でもない」
 
 これからも坂本は足が悪くて車椅子を利用しているが、週二回の病院通いから週一回の会社役員会までさくらのタクシーをチャーターすることになった。
 坂本の家では二人の家政婦が通いでくるが、日曜日はさくらと二人きりになりさくらは坂本を風呂に入れるようになっていた。さくらも一緒になり坂本の身体を流していると、
「さくら~」
「なに!おじいちゃん」
「さくら~あの~さくら~」
「何よ?」
 さくらは坂本の目の前に豊満なオッパイと白い肌の割れ目を隠す薄めのヘアーをおしげもなく見せて挑発をしていた。すると坂本の一物はダラリと遠慮していたのに少し血が回ったのか三分ほど上向いていた。
「さくら、孫のような女性にこんなことを…」
「だから~、何よ!ハッきり言ってよ、おじいちゃん」
「その~別料金で~さくら~」
「おじいちゃん、さくらとセックスしたいの?」
「いや~その~あの~」
「おじいちゃん~その、おチンチンでどうしてさくらとHができるの?」
「いや~夕べもさくらとこうして会えると思ったら、なんとなく起ってきた…もう一度してからあの世に逝きたい…」
「そう、それならいいわ~でも、絶対に諦めないでネ」
「わしもこの年まで生きててよかったと思っているよ~さくら」
 
 坂本をリクライニングのベッドに上半身を起こさせ、さくらは恥ずかしい部分を坂本の目の前に押し付けるように脚を広げると…」
「さくら、二十年振りの観音さんや。会社の若いOLの尻を盗み見していたが、こうして本間もんは一生もう見られないと思っていた。さくらおおきに~」
「おじいちゃん、良かったら触ってもいいで~」
「うんうん、指がこうして動くって、さくら生きてて良かった」
 坂本は、さくらの秘部を手と目で犯しながら、
「さくら~」
「何?おじいちゃん」
「さくら、ワシ後三年は生きるから一生付き合ってほしい」
「はいはい、おじいちゃんのチンチンが立派になるまで何年でもお付き合いしますよ、さくらは」
 
 それから一年、坂本はさくらを孫のように可愛がりある日、七分起ちのチンチンがさくらの中で○精のような事があり、その二年後にさくらの手を握りながら天国に旅立っていった。



★★★…「京都さくら新聞」日刊を発行しました。
    これはタクシーの話題を中心に小説、政治の記事のトピックスを集めたものです。特にタクシードライバーのツイッター、ブログからのその日、その時の情報が掲載されています。
http://paper.li/otokawainari/1375147488

音川伊奈利のブログは、
http://ameblo.jp/inari24/

ツイッターは、@otokawainari
https://twitter.com/otokawainari

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最終更新日  2013年08月13日 06時23分22秒
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