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2017/02/22(水)07:11

働く女性たち…「痔の女 ひふみ」 駆け込み寺居酒屋ポン吉 32話

働く女性たち…「痔の女 ひふみ」 駆け込み寺居酒屋ポン吉 32話 音吉は毎日ように店の食材を近所の大手スーパーで買い物をしていた。野菜は産地直送の専門店、魚類はこれも専門店の「魚嘉」になる。そしてサービスカウンターで煙草を買っていた。ここは約150種類の中の煙草の番号を告げるシステムで音吉は「123」番といつもいっていた。 このカウンターには常時10名ほどの女性がかなり忙しく働いているために煙草を買う客となかなか目が会わない時もあった。ところがいつのまにか同じ女性が音吉が煙草の番号を言う前に「123」の煙草が目の前に出されていた。この女店員は30歳前後で真っ黒な髪にストレートパーマをかけている上に化粧も少し派手目になっていたから遠くからでもすぐ発見できた。 音吉はその色白の美人に、 「いつもお綺麗ですね…」 「はい、ありがとうございます。お客様はいつも3時45分ごろにここにこられますので私はいつも時計を見ながら煙草売り場を見ていたのです」 音吉はこの店員の胸のネームを見るとそこには「ひふみ」と書いてあったのを見ると同時にその「ひふみ」が、 「お客様のお買い上げの煙草が123番なのでつい覚えてしまったのです。私は1月23日生まれのために両親が「ひふみ」と命名したそうです」 数日後、JR西大路駅近くの「洋風居酒屋ポン吉」の店の前を「門掃き」していたら偶然にもこの「ひふみ」さんが店から駅へ歩いていた。そのひふみさんは、いつもならこの道路の東側を歩いて帰るが今日は珍しく西側を歩いてきてよかったと偶然の出来事を喜び店に入ってきた。それから週に1回は店に来てママの幸子と気が合うのかなにかと幸子に悩みの相談を持ち掛けていた。 ひふみの悩みを幸子に訴えていたが、その悩みとは、 ひふみは大学を卒業して大手の冷凍食品のOLになった。営業部に配属されてからは外回りが多くてその1年後に肛門に歩いていられないほどの痛みがあり母親に連れられて肛門科にいった。診断は「いぼ痔と切れ痔」となり最低でも二週間は入院しなければならないという。その病名を会社にいうことさえできずにひふみは退職して痔の手術を受けた。それから2年ほど経ったころひふみにも恋人ができて結婚を前提に婚前旅行した。 その婚前旅行で相手の男から、 「なんや~ひふみは処女でなかったのか?それに尻の穴が真っ黒で気色が悪い」といわれてその夜はショックで一睡もできなくてその朝一番に彼と別れて一人で帰って来たという。その悩みに幸子は、 「なんて男なの?今時に処女崇拝の男がいるの?それに「尻の穴が黒い」というデリカシーのない男なんて…そんな男と結婚しなくてよかったじゃないの…ひふみ」 「でもね~やっぱり私のお尻は7年前の手術の傷口が黒くなっているらしいの…今でも時々痛くなって薬を付けているの」 「でも…そんなことぐらいは誰でも経験しているから気にしないで…ひふみ」 ところがこのひふみにも新しい恋人ができてこれもやはり結婚を前提にお付き合いしたという申し入れがあったという。これも当然ながら婚前セックスを求められているが、前のことがあってそれもできないという深刻な悩みだった。幸子は、 「私だったらこの婚前セックスは受けるは…だって相手がどんな性癖かもわからないじゃないの、それに肌の相性もあるしね…」 「それは相手も同じだから、もし、また私のお尻が黒いと分かったら…」 幸子はマスターの音吉に一般論としてこの問題の相談をしていた。音吉は、 「この痔の手術のことを正直に打ち明けたらどうかな~」 「そんなことをいったら、相手がそれを気にしてお尻の穴ばかりに目がいきます…それは女にとってはガマンができません」 「しかし、そのお尻が黒いって本当のことなの?俺はまだ幸子の肛門は見ていないからわからないが…」 「もう、音吉のどアホ!…しかし、それもそうよね~手術してもう7年だから、それにひふみさんも被害妄想で黒いと信じ込んでいることも考えられる…そ、それならマスター一度ひふみさんのお尻を見てあげたら?」 「おぃおぃおぃ、なんで?俺が人の尻を見るの?」 「だってここは駆け込み寺といわれているのよ、この「痔」は「やまいだれ」に寺と書くのよ、だから当然ながらこの店のマスターがお尻を見るのです」 こうして音吉はひふみの尻を観ることになった。ひふみは音吉のマンションでお風呂に入りベッドでお尻の穴の周りを丁寧に観察してもらっていたが、ひふみにいった結論は、 「ひふみさん、手術の後なんてどこにもないです。それに色も肌の色で黒いと思っていたのはひふみさんの思い込みでした…綺麗な肛門です」 というとひふみは涙を流して喜び音吉に抱き付いてきた。それから数日後に煙草を買いに行ったが、ひふみは、 「音吉さん、ありがとうございました。無事に彼との婚前交渉も成功して結婚の日取りも今年の秋にきまりました」 「そうか~それはおめでとう」 「下ネタに…」最近、「働く女性たち…駆け込み居酒屋ポン吉」の小説が「メンズパンツ」「痔の女」と下品な下ネタになってきました。これにはかなり反省して次回からは「清純」な愛の小説を書きたいと思ってはいるが、さて、どうなるかはわかりません。尚、画像はまじめなNHKのものです。(ためしてガッテン)より              働く女性たち…「お年寄りにやさしいメンズパンツ 律子」…駆け込み居酒屋ポン吉 31話 働く女性たち…「バニーガール うさ子母娘」駆け込み居酒屋ポン吉 30話 働く女性たち…「美容師の復讐 理子」…駆け込み寺「洋風居酒屋ポン吉 29話 働く女性たち…「赤ちゃんポスト 涼子」(こうのとりゆりかご) 28話 働く女性たち…「イナリスミレ 菫という女」…駆け込み寺「洋風居酒屋ポン吉」25話 働く女性たち…「病院検査技師 静香」…40歳年上老人との禁じられ恋 24話・あんこう鍋 「働く女性たち…「ゴミ屋敷の女 美幸」…駆け込み寺 「洋風居酒屋 ポン吉」23話・100均のすぐれもの、デッキブラシ 「働く女性たち…「眼科医 瞳」…鋭利な剛毛は凶器にもなる」…22話…フランス食パン(ハードトースト) ブラザーベーカリー西大路店 働く女性たち…「老人女装の玉ちゃん」…駆け込み寺「洋風居酒屋 ポン吉」21話 働く女性たち…「女の愛の計算は複雑怪奇 恵梨香」…駆け込み寺「洋風居酒屋 ポン吉」20話 屁理屈コラム…女の綺麗好き、男の汚い好き・妄想を定着させるのが小説なのか?、それとも邪道なのか?…関西のアイドル・出町柳けい子 小野篁の禁断の恋…藤原香子に貢いで閻魔さんの書記官としてのアルバイト。生まれた子供が「小野小町」「紫式部」 伏見稲荷大社の物語 85話 小説…「働く女性たち」…「めんどう婚 瑠璃子」 19話~「洋風居酒屋 ポン吉」駆け込み寺 音川伊奈利 嵯峨天皇の即決断で1200年前からお寺に保育所ができた。この日本ではまだ「保育園落ちた!」の状況とは日本の恥になる。伏見稲荷大社の物語 84話 小説…「働く女性たち」…幸子の復讐 18話~「洋風居酒屋 ポン吉」駆け込み寺 音川伊奈利 無料の電子書籍…「働く女性たち」~28話はここでも読めます お賽銭の勘定に京都銀行の行員10名が一週間もかかるという伏見稲荷大社・その1200年前のお賽銭のお話し 83話 神様は目に見えないからこそ神である。仏壇の位牌は元々朝廷の官位を証明するものであった。伏見稲荷大社の物語…82話 初詣客の警備にフォックス警備の狐が大活躍するも人間に化ける特訓は大変になる・伏見稲荷大社の物語…81話 お笑いコラム…「伏見稲荷大社」の物語も80話にもなりました。最初の1話は「吉祥院天満宮・政所公園の白狐」これになります 堀川・堀川下水は新種の植物、野菜の宝庫だった。堀川牛蒡は鴨と合う・嵯峨天皇823年3月に生前引退決定 80話 平安時代のお菓子とは唐菓子で果物、木の実の乾燥した物…日本初の本格的お菓子は「かりん糖」…79話 世界三大美女の小野小町と深草少将との100日の恋、そして100日目に大雪で転落凍死…伏見稲荷大社の物語 78話 伏見稲荷大社の物語…全国狐連合会26代目の会長「白藤」の襲名披露・キツネ灯の正体は「人魂」だった。 77話 伏見稲荷大社の物語…「同じ金でもカジノで使うより神様に使うほうが品があると「お塚」が建立された」…マイ神様1万基 76話 短編小説「タクシードライバー・ジョッキーの竜」第6話『ジョッキーの竜は、まだ青い!』 音川伊奈利のツイッター 新・京のいけず石・いけず石・古典のいけず石、背丈80センチ、駐禁ダメ押し、花壇風の上品な、・ど根性いけず石… 1~78話は↑の「記事一論」からお入りください。この コラムに関するご意見等は「音川伊奈利の掲示板」にお書きください。HNは必ず書いてネ、新電子書籍…このブログの記事をまとめた無料の書籍になります。「伏見稲荷大社の物語・嵯峨天皇と稲荷神社 73話…更新随時」http://p.booklog.jp/book/108339/read 関連…京都歴史裏のコラム 「京都歴史裏のコラム・吉祥院天満宮・政所公園の白狐、北政所御墳墓、吉祥院稲荷・キュウリの糠漬け」http://plaza.rakuten.co.jp/kyoto24/diary/201607090000/ 京聯、破産手続きへ、運転手・京聯タクシー倒産、160名解雇・(京聯自動車が破綻、8月29日)http://plaza.rakuten.co.jp/kyoto24/diary/201504020000/?scid=su_369 無料の電子書籍 長編小説「トラック3姉妹・ダンプ姉ちゃん理絵」...1部(31話) http://p.booklog.jp/book/103886/read 「伏見稲荷大社の物語・大石内蔵助と白狐の恋など4話…更新随時」http://p.booklog.jp/book/108339/read無料の電子書籍4冊できました。それぞれの題名で検索もできますから読んでください。 http://p.booklog.jp/book/103886/read 無料の電子書籍 長編小説「トラック3姉妹・ダンプ姉ちゃん理絵」...1部(31話) http://p.booklog.jp/book/103886/read

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