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「葛川息障明王院(かつらかわ そくしょう みょうおういん)」。
京都府と滋賀県のほぼ境になりますが、住所は大津市です。 大原を更に北へ、途中越をまだまっすぐ、朽木(くつき) 方面へ進み、花折峠を抜けて、もう少し行きますと、葛川坊村と いうところに出ますが、そこに「葛川息障明王院」はあります。 明日8月28日は年に一度の「不動明王像」の御開帳の日です。 他にも千手観音像・毘沙門天像が安置されているそうです。 明王院の本尊は千手観音で、不動明王・毘沙門天と控えている のは、変則的パターンの三尊形式で、たまにお見かけします。 仁和寺の観音堂もそうですね。 三躯とも平安時代後期の作とされ、重要文化財に指定されて います。お不動さんの彩色がまだ残っているという噂です。 近畿三十六不動尊の第27番ですが、比叡山ゆかりの寺院で、 千日回峰行とも関係のある天台宗のお寺です。室町時代には 足利義政と日野富子がお参りしたという記録もあるそうですよ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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