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京都検定の現地講習会で、本日は「法然院」と
「霊鑑寺」に参拝してきましたが、どちらのお寺も 椿が最後の力を振り絞って咲いてくれているかの ようで、銘椿に多々出逢うことができました。 法然院では中庭を「三銘椿の庭」と呼び、「五色 散椿」・「貴(あて)椿」・「花笠」の三種の椿 が、仲よく並んで咲いており、さながら椿の小宇 宙といった感有り、でした。本堂の西側にその 坪庭はあり、御本尊を裏から、そのエネルギーで 支えているかのようです。 本堂の阿弥陀如来像の「散華(さんげ)」も今の 季節は椿です。御本尊のすぐ前でもそのエネルギ ーを放っているのです。 そして霊鑑寺へ。高台に建つ本堂には如意輪観音 さんが見渡す境内には、椿が数十種咲いていまし た。一番の注目は、京都市天然記念物にも指定さ れている「日光(じっこう)椿」です。後水尾天 皇ゆかりの名椿で樹齢は300年を越えています。 別名を「紅唐子(べにからこ)」ともいい、真紅 の花弁に蕊の部分がまるでカーネーションの様に 赤いのです。逆に、この蕊の部分が白いカーネー ション状になっているのが「月光(がっこう)椿」 です。霊鑑寺に、この月光椿は元からあったわけ でなく、宝鏡寺さんからいただいたそうです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
April 15, 2011 10:04:03 PM
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