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京観深々

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April 29, 2011
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カテゴリ:カテゴリ未分類
 京都に住んで27年になりますが城南宮の「曲水の宴」は
不思議と縁がなく、今日初めて拝見してきました。

城南宮にはこれまで1月の「湯立神楽」で3度、枝垂れ梅を
見に1度お邪魔していまして、「楽水苑」も3度拝観して
います。その「楽水苑」の平安の庭を見る度に「曲水の宴」
に思いを馳せていました。

それが今日実際に拝観できる機会に恵まれ、14時からの
披露に13:35に到着。しかし既に庭は黒山の人だかり。
もともとそんなに広くはない庭の路に、観覧席として長椅子
を多く置いていましたので、早く到着した人たちは椅子席に
有りつけたようです。でも長椅子がなければ後ろの人達は
全く前が見えなくなりますので、これは正解だと思います。

14:00過ぎに神職の人達、歌人などが入苑してきました
が、その時から平安王朝モードとなりました。
歌人は狩衣姿の男性が5人、小袿姿の女性が2人、合計7人。
羽觴(うしょう)のお世話をしてくれる水干姿の童子が2人、
女性歌人の介添え役の巫女さんが2人、そして神職が6名。

これらの人々が苑内に入ってきた時から、一気に平安王朝の
モードに入りました。京の歌のお題を確認した後、歌人は
鑓水を岸辺のそれぞれの位置につき、羽觴(うしょう)という
盃を載せた鴛鴦(おしどり)の作り物が流れてくるまでに
歌を詠み、歌ができていれば、その盃を取ってお酒を空け、
お酒の代わりに盃に山吹を置くという風流な王朝遊びです。

「遊び」といっても昔の貴族にとっては、嗜みのひとつで
歌の才能を披露する真剣勝負の場所であったことでしょう。





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Last updated  April 29, 2011 10:57:30 PM
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