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久しぶりに「平等院」にお参りに行ってきました。
5年前に特別拝観で、平等院の塔頭「浄土院」で お世話になったおり、そお準備・撮影等でお邪魔して 以来です。あの時は「浄土院」がメインでしたから 鳳凰堂や阿弥陀如来像は、御挨拶の時に、神居文彰 浄土院住職に懇切丁寧にご案内いただきました。 修理が終わったばかりで、光背がまだ取り付けられて いなかったように記憶していますが、神居住職の浄土 信仰に対する熱心な解説には頭が下がる思いでした。 それにしましても天喜元年(1053)、つまり末法 の始まりに建てられて958年、千年近くも丈六の巨 大な阿弥陀如来像が鳳凰堂に守られて、そしてその鳳 凰堂もその時から、修理を経ながらもずっと建ってい るのですから、これもまた頭が下がります。 源平の合戦や南北朝の動乱、信長と足利義昭との合戦 など宇治やその周辺は、戦火に遭っているはずなので すが、平等院は兵士たちも一目置く存在だったのでし ょう。 「極楽いぶかしくば、宇治の御寺をみたまへ」といっ た昔の人の思い、つまりここは侵すべからざる「極楽 浄土」という名の聖域で有り続けたのでしょう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
May 20, 2011 09:44:51 PM
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