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京観深々

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July 9, 2011
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カテゴリ:カテゴリ未分類

 祇園祭の神事や行事は既に始まっているのですが、

いよいよ鉾や山が明日10日から順次建てられていき

ます。一番遅い山でも13日には建てられ、14日から

16日の宵山、そして17日の巡行に備えます。

おそらく気温の上がらない午前中には長刀鉾の組み

立てが始まることでしょう。釘を使わずに独特の縄だ

けで接合部をしっかいりと留めるのですから、これは

職人技です。「縄がらみ」と呼ばれる技法です。

その結び方にも「雄蝶(おちょう)」・「雌蝶(めちょう)」

「鶴」・「亀」など種類があるそうで、なんとも京都の

祭らしい優雅な呼び名です。

 「橋弁慶山」でしたでしょうか? 「浄妙山」でした

でしょうか? 以前に一度、「大工方(だいくかた)」

「手伝い方」との縄がらみの作業光景をじっと見つめ

ていましたが、なかなか軽快な手さばきで、やはり

伝統を支える職人技を感じました。

小型の山ですと、その重量は1.2トン前後ですので、

まだ重量感をそんなには感じませんが、鉾となります

と10トン前後になりますし、これに加えて囃子方(は

やしかた)や屋根方(やねかた)、音頭取りなどの役

が20-30人乗りますから、総重量はたいへんなも

のになります。3年前の重量検査で一番重かった鉾

は「月鉾」でその重量は11トンを越えていました。

10トン以上の鉾を藁で編んだ縄を何重にも巻いて

支えるのですから、まさに「柔よく剛を制す」ですね。

その柔軟さが適度な遊びつまり「マチ」を生み、それ

が却って頑強で重いものを支える力になるのでしょう。

               記

■10日 7:00頃~ 長刀鉾・函谷鉾

     8:00頃~ 月鉾・鶏鉾

    16:00頃~ 菊水鉾 

■11日 6:00頃~ 放下鉾

     8:00頃~ 船鉾

     8:00頃~ 岩戸山 

■12日 6:00頃~ 北観音山・南観音山

 ※日時は変更することもありますので、

   ご了承ください。






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Last updated  July 9, 2011 08:52:33 PM
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