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September 14, 2011
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カテゴリ:カテゴリ未分類

 例年9月15日石清水八幡宮で行われる勅祭「石清水祭」。

本来は「石清水放生会(ほうじょうえ)」と呼ばれるこの祭礼

ルーツは仏教にあります。江戸時代以前は仏教と神道は

仲よく共存していましたから、不思議ではないのです。しかし

現在も神社で「放生会」が祭礼として執り行われている例は

余り無いのではないでしょうか。

 神事はあと数時間後、15日に日付が変わってまもなく

始まります。山上の社殿から、神々の乗った三基の御鳳

輦を中心に、500人以上から成る行列が厳かに山を下っ

てきます。「生きた時代絵巻」と呼ばれる所以です。

「頓宮(とんぐう)」という神がお休みする社殿が山麓に

あり、そこを中心に早朝の神事が粛々と執り行われます。

そしていよいよ午前8時、一行は境内を出て「放生川」に

移動します。ここからが「放生会の儀」です。神職はじめ

関係者らが川のすぐ傍まで降りていき、用意された金魚や

鯉などの魚を川に放ちます。そして「胡蝶の舞」を舞う少年

達の舞人も「放生会の儀式」を済ませ、安吾橋に戻り、

その橋の上で「胡蝶の舞」を奉納します。この場面が「石清

水祭」の中でも華やかで雅な場面のひとつです。マスコミや

カメラマンが詰めかける時間帯ですね。      

            〇式 次 第

■午前2時頃     神幸(しんこう)の儀  

     山上の本殿に於いて祭典が執り行われ、その後、

     三基の御鳳輦が出御(出発)し絹屋殿まで御下り

     になる一連の神事と行列。行列は総勢500余名。

     御発輦は午前3時頃。

■午前3時40分頃 絹屋殿の儀 

    三基の鳳輦が絹屋殿に着御(到着)し、里神楽を

    奉納後、頓宮殿まで進む。

■午前5時30分頃 奉幣(ほうべい)の儀   

     仮の宮である、頓宮に神様が進まれ、儀式が執り

    行われます。その中心となるのが勅使による「奉幣

    奏上」であり、有体に言えば、天皇からの進物が

    八幡大神に届けられる時の口上です。この時国家の

    安泰と繁栄を祈る内容の御祭文も読み上げられる。

 

■午前8時頃    放生会(ほうじょうえ)の儀   

     生きとし生けるものの、生命の尊さを再確認する

     仏教行事がルーツですが、明治時代になるまで

     石清水八幡宮は神仏習合の地であったため、

     「放生会」の儀式が大事に守られてきました。

     放生川では放魚、放鳥の儀式が執り行われ、

     安居橋では雅楽の調べの響く中「胡蝶の舞」が

     奉納される。

■午前10時頃 神賑行事 平安雅楽会により「雅楽奉納」。

■午後 1時頃  神賑行事 唯心会により「空手演武奉納」。

■午後 5時頃  還幸の儀   

      頓宮(山麓の仮宮)において儀式が執り行われた

      後、神幸の儀と逆の順路で行列が山上の本殿を

      目指す。

      御発輦は午後6時半頃。本殿着御は午後8時頃。






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Last updated  September 14, 2011 10:26:03 PM
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