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「安井金比羅宮」に縁の深い「崇徳上皇」。 現在の神社のある場所は、上皇の寵愛を 受けていた女性が住んでいたという伝説が あります。その女性が遠い讃岐の地で、都 に恨みを残して亡くなってしまったため、 せめてその御魂だけでも、都に戻っていた だこうと崇徳上皇の御廟を建てました。その 御廟が現在、安井金比羅宮の北、歌舞練 場の東側にひっそりと建っています。 「保元の乱」に敗れたとはいえ、政争に巻き 込まれて濡れ衣を着せられた思いの崇徳上 皇は、潔白を証明するために写経を仕上げて 自分の代わりに、お経を御所に納めようとしま すが、それも叶わず、食をはじめ全てのものを 断って、都の人々に無言の抗議をします。 その「断つ」という行為が安井金比羅宮の「悪 縁断ち」の信仰に結びついているという話です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
September 27, 2011 10:19:18 PM
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