京観深々

2012/05/28(月)22:28

堺市の特別拝観

 堺市で今日まで実施している「特別拝観」に行きたかったですが、今回は時間がなく断念でした。このところは春と秋の年に2度、普段非公開の寺院や史跡などを特別公開しているようです。当初は年に一度実施していたようです。 以前勤めていた文化財の財団に勤めていた頃に、堺市の役所の職員が特別拝観について、質問に見えられたことが懐かしく思い出されます。もおあれから5年位経ったのでしょうね。すっかり軌道にのったようですね。実家の近くでもありますので、一度行かねば、と思いつつ、この5月最後の土曜・日曜で出向こうかと考えてはいたのですが、残念。今年の秋にまた計画してみましょう。今回は戦国武将「小西行長」をテーマにしていました。毎回明確なテーマがあるのは良いことです。また、堺は自治都市であったため、南蛮貿易も栄え、茶道も流行しました。千利休をはじめ名だたる商人であり茶人達の活動拠点です。大河ドラマの主人公、呂宋助左衛門の夢の跡でもあります。また室町時代には一休禅師も一時その身を置いていたようです。明治には与謝野晶子(鳳晶)さんの実家もありました。時代を超えて様々な人々の生き様に触れてみたくなる町です。  

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