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京観深々

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July 1, 2012
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カテゴリ:カテゴリ未分類

 昨日来の雨が、日曜日の朝になっても晴れずに、

むしろ時折きつく降りしきることもありました。

 午前十時からの本殿周りでの御戸代会(みとしろえ)

神事はきっと雨の中での斎行となっていたことでしょう。

また、午後3時からの「御戸代能 鑑賞講座」も庁屋

(ちょうのや)で行われていた筈ですが、この時間帯が

一番雨足がきつかったのではないでしょうか。

 しかし開演の午後5時45分、宮司さんのご挨拶が

始まる頃には雨もあがっていました。ただ、細殿の前

に並べられていたパイプいすを雨の上がった後に拭き

取る作業で神社の方はたいへんだったのではないで

しょうか。また薪能ですから、湿ってはいけない薪を

保管しておくのも神経の使うところだったことでしょう。

 神歌から素謡「雲林院」、そして茂山七五三と茂山

逸平による狂言「因幡堂」、宮司と権宮司による「火

入れ式が行われた後は、「杜若」の演能。揺らめく

薪の炎と、桧皮を葺き替えたばかりの細殿の屋根の

上に拡がる雨上がりの澄み切った青空は、杜若の

精であるシテの舞を一層、幽玄の境地に高めている

かのようなコントラストでした。雨に濡れた白い玉砂利

が気化熱を奪ってくれるおかげで、天然の冷房とも

いえる涼しさに心もほぐれました。






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Last updated  July 2, 2012 11:06:56 PM
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