カテゴリ:耐震補強
今日は、京都も雪が降りました。庭もうっすら雪化粧です。 さて、先日「耐震補強の必要性は認めるものの、今回の提案では実施しない」と判断したものの、私の力だけでは、その後の見通しを立てられずに困っています(^_^;。 耐震診断を担当してくれた会社の提案からすると、100万円単位の出費になるので、納得のいく耐震補強改修にしたいだけなのです。しかし、この「納得いく」が実に難しそうだと感じのるです。 例えば、勧めてもらった「1Fのみ評点0.7に引き上げる改修案(概算費用160万円):段階的耐震化」にある工事は、DIYの覚えるある人ならできる程度の内容です。ただし、補強材料(後施工ホールダウン金物「いのちまもる」、基礎ひび割れ補修キット「Newきそきょうこ」)が一般に入手できないようになっていました。 一例を挙げます。ホールダウン金物と言う補強金物があるのですが、既設住宅に取り付けようとすると、壁や天井、床などの内装を撤去・復旧しないと施工できません。これに対し、後施工ホールダウン金物が上記を含めた数社から発売されています。外壁側から取り付けるため、内装をいじる必要がなく、居住者への費用や生活負担が少ないと言う商品です。 因みに前者は数千円、後者は十数万円します。主たる機能は同じですが、価格が2桁も違います。施工も簡単なのに工賃は高い(しかも、命を守るためとはいえ、余りにも醜い外観)。 確かに内装の撤去・復旧など付帯工事を含めると、前者も後者を使った工事と同等の金額になるのでしょう。 しかし、やはり納得できません。しかも、これを5箇所にも取り付けないといけない。それで評価が1.0になるかと言うと、まったくならない。もっと色々補強しないと、もっと費用を出さないと、1.0にはならないんです! ん?...ここまで書いて、ふと思いました。 木耐協のチラシにあった「無料耐震診断」と「改修工事発注率:25.21%」の費用回収の秘密がこの価格に隠れているのでは...。と言うより、そういうビジネスモデルなのでは? 確かに風雨に曝されるなど設置諸条件が異なるため、前者と後者の商品を一概に比較できませんが、材料費だけ見れば2桁も違う道理がありません。 やはりタダは無いと言う事でしょうか、どうも腑に落ちない理由の一つがここに隠れていました。 (つづく) <注> お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年02月06日 21時02分17秒
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