カテゴリ:耐震補強
私の職種はICT(情報通信)系です。そんな私が先日から建築の書籍を読み始めて程なく、両者の共通性に気づきました。細かいことは抜きにし、大雑把に図化したものが下記です。
私たちや世間の注目を集めるのは、最上層のアプリケーションや内外装です。この階層は私たちが直接見て、触れて、利便性や快適性を大きく左右する階層のため、注目されるのは当然です。 しかし、今回の耐震診断で指摘があったのは、中層にあたる基礎・構造です。コンピュータで言うところのOSが担う層で、ここが脆弱であり、大規模地震による攻撃を受けると倒壊は免れないという指摘でした(最下層に当たる土地に指摘事項が無かったのは幸いでした)。 この指摘事項をコンピュータに置き換えると、「 Windowsに重大なセキュリティーホール問題が存在するので、攻撃を受ける前にプログラム修正しないと重要データの流出や破壊は避けられないぞ」といった感じでしょうか。もちろん、Windows OSを自分で直すことなんてできないです。 さて、このように自分の専門分野との共通性で住宅を見ていくと、耐震補強を素人が考えてどうにかしようということの困難さが良く見えてきます。 さあ、これからどうしようかなぁ? (つづく) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年02月15日 23時37分24秒
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