カテゴリ:音響機器修理
今回の修理は、「DENON D-A03 システムコンポ(発売日:2001年8月)」だ。 短い奥行きで、シンプルなデザインと高音質を実現した「ラピシア」シリーズの一台だ。 ■主な故障と原因
■修理 設置面積が少なく音も良いので、個人的に好きなシリーズだが、分解には少々"コツ"が必要だ。分解は、筐体を前後部に分割するのだが、噛み合わせ部にシームテープが貼られており、少しずつ力を入れながら分けていかないと、分割が覚束ない。 分解できれば、後はユニット単位で修理ができる。 後ろ半分には、電源ユニットとスピーカーシステムが設置されいる。 前半分には、主基板、CDユニット、表示部、操作部がある。 電源ユニットには、多数の半田付け劣化があることが多い。点検し、全て補修する。 CDピックアップは、「SHARP HPC-3LX」だ。 国内での入手が困難なパーツだ。 今回はレーザーの発光が確認できなかったため、交換修理した。 MDユニットは、丸ごとシャープ製だ。 MD光ピックアップは「HPM312S」、ATRAC ICは「LR37816A」だ。 MDユニットは、CDやTAPEユニットより密閉度が高いため、粉塵による汚れが少ない。レンズと磁気ヘッドを中心にクリーニングする。 今回はこれで無事に復旧。
当方は個人診療所と同じで、高価な診断機器を所有していないため、これ以上はお手上げで、修理を断念することにしている。ICも入手できないしね。 追記(2014/10/21) 交換テスト用に使用していた同CD光ピックアップの一部に故障があったことが判明。正常品に交換することで、無事に復旧することを確認した。 --- 分 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ★京とんびの『もったいない』オークション★♪ あの頃の懐かしい ![]() ![]() ![]() ![]() 音楽と一緒に 懐かしい思い出が甦ります ♪ ☆ラジカセとミニコンポ修理のご相談は、ここをクリック!☆お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014年10月21日 00時34分47秒
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