自己のアイデンティティを言い切るということ(例「明治ですから!」)
べてるの家(北海道旅行日記5日目参照)に行って、おどろいたことの中に、「私は○○病です」と、自分自身で自分のことをはっきり言い切るということがありました。それは正式な診断名とかではなくて、病名も自分でつけるのですが。齋藤孝の文庫本『発想力』を読んでいてそれに通じる記述を見つけました。他の齋藤孝さんの本にもよく出てくるエピソードなのですが、明治大学の学生が「君はなぜそんなことをするのか」というような質問に対して、「明治ですから!」ときっぱりと答えたという話です。「私は○○です」と言い切ること、つまり自己のアイデンティティを宣言することは、自分自身にとってもパワーになりますし、周囲から認められるファクターにもなります。何であってもいい、そういった宣言ができること、そうやって宣言できるものをもつことは、自信を持って生活していくうえでとても大事ですね。私の場合ですと、「教師ですから!」「神戸人ですから!」「兵庫県民ですから!」「○小ですから!」といったところでしょうか。う~む、どれも自信を持って宣言できるほどにはなっていません。何か一つ、これだというものを宣言して世の中を渡り歩けるようになれるよう、がんばっていきます。桜木花道が「天才ですから!」と自信満々に笑って言ったように、世間に堂々と言える何かの言葉をもちたいものです。以下、参考書籍より引用============================・過去の自分とこれからなりたい自分をつなぐ架け橋として、アイデンティティを使うのも悪くない。・若者にはアイデンティティという概念を 武器として使いこなしてもらいたいと強く願って『スラムダンクな友情論』(文春文庫)を出した。☆自分が自分で自分のことを何と言いたいかが肝心なのだ。(~『発想力』中の一篇「アイデンティティですから!」p176,177より)============================= 文庫は安くていいですね。(500円くらい)右の本は読んだことがないので買おうと思います。