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きょういく ユースフル! ~ 僕は触媒になりたい ~

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2006年04月29日
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カテゴリ:考え方
4月29日は授業づくりネットワークのプレ集会in京都に
行ってきました。

参加費5000円でしたが、
5000円クラスで今までで最も値打ちがあった大会でした。
講師の先生がよかったことに加え、
主催の上條先生がつっこんだことまで講師の先生に訊かれていたことで、
普通ではうかがえない講師先生のちがった考え方まで聞けたのはすごかったです。

どれもとっても勉強になりましたが、
一番勉強になったのは野口先生の講座でした。

1.不満自覚

が一番の最初のステップになるということは、
どんな指導でも、おしきせでなく子どもの側の思いを引き出そうとしたら
重要になると思いました。

不満自覚(わからなさの自覚)
というのは、「このことを自分は知らない/できない」ということが
わかっている、ということを自覚できていること、宣言できたことを
ほめる
、というものです。

「わかっていないということがわかっている。
 すばらしい!」というわけです。

そんでもって、

2.打開志向

へつなげます。

「わかりたいよね。わかりそうだよ。
 全部分からない? ほら、ここだけなら分かるでしょ?」
みたいに、部分的にわかりそうなところや、とっかかりを提示して、
「できるぞ~。がんばろうな~」という部分です。
そして、「知りたい、わかりたい」という言葉を引き出したなら、
「その、知りたいと思っていることが大事なんだ!!」と激賞します。

これ、大事です。激賞です!

野口先生の持論は、「できることより、かわることが大事」。
テストで100点をとっても、それ以上伸びないということだからむしろがっかりしろ、
70点なら30点、0点なら100点の伸びしろがある。
それだけ伸びる可能性があるということ、
伸ばそうという気持ちになっていることをこそほめる、確認するということです。

そして

3.打開保障
で、教師は問題が打開できることを宣言、確約します。
これが子どもの希望になります。

ただし、
4.努力精進
すればです。
「努力すれば必ずかなう」
これを訓示し、激励します。

以降、

5.支援・教示
では、「見当をつけてみて」など、解決の方向性を示したり、
教えなければわからないことは教えたりして、
問題解決へ向かいます。
教室でおこなう場合、つねに全員参加であることをこころがけます。
分かる子に手を上げさせたなら、必ず分からない子は誰かを見る。
これをしないと、おいてけぼりをつくってしまいます。
参加してなさそうな子は強制的に当ててでも考えさせ、参加させます。

最後は
6.打開の確認
です。

快感を分かち合い、慰労します。
そして、次の不満自覚→・・・(また別のステップで同じ流れをくりかえす)
となります。

これを、野口先生の説明だけで終わらず、
模擬授業として会場の先生方にさせて
野口先生が「ちがう」とか「こういう意味があるんだ」と
助言、補足されたのがよかったです。
やはりくりかえして教えてもらうとさらによく分かりますね。(^^)

そんなわけで昨日の講座はとてもよかったです。
ラッキーでした。





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最終更新日  2006年04月30日 22時02分56秒
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