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きょういく ユースフル! ~ 私は触媒になりたい ~

2007年08月18日
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カテゴリ:問題解決

『〈森・黒沢のワークショップで学ぶ〉
解決志向ブリーフセラピー』

(
森俊夫黒沢幸子, ほんの森出版, 2002, 1800円)

ブリーフセラピーの本をたてつづけに2冊読みました。

ブリーフセラピーというのは、直訳すると「短期療法」。
長期的にじっくり治すのではなく、
短期でパッと解決を図るという、魔法のような(^^;)セラピー、
というかカウンセリングです。たぶん。

最大の特徴は
「原因探し、問題をつきつめるなんてのはせんでも、
ちょっと何か変えるだけで
『なんでかわからんけど解決したわ』ということがある。
とにかく解決すりゃあいいんだ。
今うまくいってないとすれば、今とちがうことをすればいいんだ。
それは簡単だ」

というところ。(かなり私の意訳が入ってます。)

英語で言うと、「何かちがうことをする」=Do Different

これが時に驚くほどの即効性をもつことがあります。
また、こういう「こんなことしたらよかった」という事例を読むのは
楽しいですし、ときに笑ってしまうようなこともあります。
楽しく問題解決」という点では、超おすすめです。

そんでもって、この本です。
これはおもしろいですよー。(^0^)
基本的にお2人の専門家のせりふによって構成されています。
ときに「かけあい漫才」のようです。
また、全体的に「話し言葉による解説」なので、わりと読みやすいです。
(ただ、そこはいちおう専門書なので、
『“問題行動の意味”にこだわるより“解決志向”で行こう
がマンガみたいに面白かったのに比べれば、
かなり歯ごたえのある読書になります。
まあ、アゴが鍛えられると思ってがんばって読んでください。)

問題があっても気楽にいろんな手を思い浮かべられるようになります。

ちなみにこの本は、そろそろいろんな店で品切れになってきています。
楽天ブックスにもせっかく写真からリンクを貼りましたが
売り切れになっていました。
読みたければ「解決思考」でなんとかして手に入れてくださいませ。

(以下、読書メモ)
==============================
<発想の前提>
クライエントは、彼らの問題解決のためのリソースを持っている。
 クライエントが、彼らの解決のエキスパートである。

何でもリソースになり得ます。

・クライエント自身はどんな内的リソースを持っているか。

 そして、そのクライエントのまわりには
 どんな外的リソースが落ちているのかに注意を向けます。

・「ペット」がしばしば大きなリソースになる

ぬいぐるみがリソースになることもあります。

お守りがわりになるもの:
 子どもたちとかかわっていく中でラポールがついてきたとき、
 先生の代わりになるものを、お守り代わりに持っている。
 (移行対象)

・「援助を受ける」ということもリソース。
 =「人からの援助を受ける力を持っている」

・リソースとしてとらえるからリソースとして見えてくるし、
 リソースとして見えてくれば、使うこともできる。

・「問題の周辺にその人のリソースがあり、そこに能力がある」

・「何が正しいか」ではなくて「何が役に立つか」 

☆「リソースへの気づき」こそが大事

・患者がすでに持っているにもかかわらず、
 持っていることに気づいていないものを、
 どうやって患者自身が使えるようにしていくのか。

 そこを援助するのが心理療法である。 

 =そのまま「教育」という言葉に置き換えることができます。 

 !子ども自身の中にリソースがあると信じられるか。

 

・「解決」とは「問題解決」のことではありません。
 〇「新しく何かが構築されること」
 〇「より良き未来の状態を手に入れること」

 問題解決ではなくて、解決の構築なのです。

☆未来に焦点を当てる

・「解決・治癒」はどこからやってくるかというと、
 あっちからやってくる。

 ヒーローというやつはどこからともなくやってくるのです。

・今、直面する問題からちょっと離れ、
 堂々巡りの枠組みからいったん外れる視点に立つことが、
 すごく大事なのです。

(事例)
・子どもたちにとって、「誕生日」というのはとても大事。
 特に幼い子どもが来たときには、
 たいてい「誕生日はいつか」ということを聞きます。
 これは使えるからです。
 変化を意識させることができるからです。

 (ex.) 
 「もうすぐ8歳だね。」
 「7歳のかわいい僕が~~するのは何も不思議なことじゃないし、
  大事なことだよ。
  でも、8歳の大きなお兄ちゃんはどうしているかな」

 「誕生日は〇月〇日だから、
  あと2ヶ月で8歳のすごい大きなお兄ちゃんになるんだね」

 こういうやりとりがあれば、もしかすると8歳の誕生日を迎える前に、
 問題行動(本では爪かみ)はおさまってしまうかもしれません。

 

・変化は必然です。
 だから変化を起こすために力は必要ないのです。

 「変化しないのは、変化を妨げている大きな力があるからだ」

・「言葉はウイルスである」
 「あなたが変わるには時間が必要です」という「言葉」が「ウイルス」となって、
 その人に感染し、本当に時間がかかってしまうのです。

 私は患者さんに、「あなたはいつ治りますか?」と聞くことがあります。

 私が与えるメッセージで最も大事なのは、
 「あなたは変わりますよ」です。
 基本的に伝えるメッセージの内容は「これオンリーだ」と言ってもいいでしょう。

・問題というのは、しばしばつくられるものです。

 「問題」という名前をつけ、その感覚が共有されていくうちに、
 どんどん「問題」は大きくなり、本当の「問題」をつくってしまった。

・問題なんて見つけようと思えば、どこにだって転がっているし、
 何にだって「問題」と名づけることができます。

 どうせ積み上げるんだったら宝物を積み上げましょう。 

<小さな変化は、大きな変化を生み出す> 

☆とても小さな変化にターゲットを当てます 

・「先生のおかげで治りました」
 と感謝されることはあまりないかもしれない。
 勝手に治ってくれる。
 感謝されるようでは、治療者としてまだまだかもしれません。

 

(ブリーフセラピーの面接)
・「面接は立ち合い勝負」!

 立ち合いがうまくいけば、あとは放っておいてもうまくいく。

・もう動き出している場合だったら、
 「いいね。動き出してるね。はい、どうぞ」
 と軽く押してあげるだけで加速度がついていく。

☆アセスメントをして、関係性に合った対応をしましょう。 

1)ビジター・タイプ(とりあえず来ただけの人):
 興味・関心に沿った雑談に打ち興じる。
 雑談に打ち興じながら、ほめるチャンスをうかがう。
 相手のリソースを探し見つけていく。

2)コンプレイナント・タイプ(不平不満タイプ):
 ほめる、ねぎらう(=コンプリメント)
 特に、観察力をほめる
 「例外探し」の観察課題を出す。
 (「これこれこういうわけで」の理由付けをしっかりしてから=ブリッジ)

3)カスタマー・タイプ(自己解決志向)には、
 コンプリメント→ステップを踏みながら・・・→行動課題


・ステップ2「ゴールについての話し合い」
 (「何がゴールなんだ」ということを話し合っていく)

   (↑この中身からは、明日へつづく!(^^;))

====================================

 

 ・・・長くなりすぎました。

これでも、まだ線を引いたところのうち、
全体の半分程度までしか読み返していません。
どんだけエ~!(X_X)

つかれましたので、また明日。

私は明日になったらこの続きを書いているでしょう。

そして気分スッキリになっているでしょう。

(「解決」に関する未来時間イメージ (^^;))

ここまででも読み返してみてかなりまた勉強させてもらいました。

こういう勉強は、誰かを助けるだけでなく、自分自身の壁を突破したり、
悩みを解決したりするのに、大いに使えると思います。

なかなか「解決のイメージ」が描けなくて苦労するのですが・・・。







最終更新日  2007年08月18日 09時35分00秒
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