カテゴリ:問題解決
『〈森・黒沢のワークショップで学ぶ〉 ブリーフセラピーの本をたてつづけに2冊読みました。 ブリーフセラピーというのは、直訳すると「短期療法」。 最大の特徴は 英語で言うと、「何かちがうことをする」=Do Different これが時に驚くほどの即効性をもつことがあります。 そんでもって、この本です。 問題があっても気楽にいろんな手を思い浮かべられるようになります。 ちなみにこの本は、そろそろいろんな店で品切れになってきています。 (以下、読書メモ) ・何でもリソースになり得ます。 ・クライエント自身はどんな内的リソースを持っているか。 そして、そのクライエントのまわりには ・「ペット」がしばしば大きなリソースになる ・ぬいぐるみがリソースになることもあります。 ・お守りがわりになるもの: ・「援助を受ける」ということもリソース。 ・リソースとしてとらえるからリソースとして見えてくるし、 ・「問題の周辺にその人のリソースがあり、そこに能力がある」 ・「何が正しいか」ではなくて「何が役に立つか」 ☆「リソースへの気づき」こそが大事 ・患者がすでに持っているにもかかわらず、 そこを援助するのが心理療法である。 =そのまま「教育」という言葉に置き換えることができます。 !子ども自身の中にリソースがあると信じられるか。
・「解決」とは「問題解決」のことではありません。 問題解決ではなくて、解決の構築なのです。 ☆未来に焦点を当てる ・「解決・治癒」はどこからやってくるかというと、 ヒーローというやつはどこからともなくやってくるのです。 ・今、直面する問題からちょっと離れ、 (事例) (ex.) 「誕生日は〇月〇日だから、 こういうやりとりがあれば、もしかすると8歳の誕生日を迎える前に、
・変化は必然です。 「変化しないのは、変化を妨げている大きな力があるからだ」 ・「言葉はウイルスである」 私は患者さんに、「あなたはいつ治りますか?」と聞くことがあります。 私が与えるメッセージで最も大事なのは、 ・問題というのは、しばしばつくられるものです。 「問題」という名前をつけ、その感覚が共有されていくうちに、 ・問題なんて見つけようと思えば、どこにだって転がっているし、 どうせ積み上げるんだったら宝物を積み上げましょう。 <小さな変化は、大きな変化を生み出す> ☆とても小さな変化にターゲットを当てます ・「先生のおかげで治りました」
(ブリーフセラピーの面接) 立ち合いがうまくいけば、あとは放っておいてもうまくいく。 ・もう動き出している場合だったら、 ☆アセスメントをして、関係性に合った対応をしましょう。 1)ビジター・タイプ(とりあえず来ただけの人): 2)コンプレイナント・タイプ(不平不満タイプ): 3)カスタマー・タイプ(自己解決志向)には、 ・ステップ2「ゴールについての話し合い」 ====================================
・・・長くなりすぎました。 これでも、まだ線を引いたところのうち、 つかれましたので、また明日。 私は明日になったらこの続きを書いているでしょう。 そして気分スッキリになっているでしょう。 (「解決」に関する未来時間イメージ (^^;)) ここまででも読み返してみてかなりまた勉強させてもらいました。 こういう勉強は、誰かを助けるだけでなく、自分自身の壁を突破したり、 なかなか「解決のイメージ」が描けなくて苦労するのですが・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年08月18日 09時35分00秒
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