教員免許更新講習が義務化されました。
これについては議論は喧々諤々あったわけで、
まだいろいろと問題は残されていると思いますが、
とりあえず決まった以上はそれに沿わなければなりません。
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教員免許更新制は、
教員の知識技能のリニューアルを目的として導入された制度です。
これまで、終身有効であった教育職員免許状(教員免許状)について、
10年ごとに30時間の講習を課し、修了認定をした上で更新するというものです。
(明星大学「免許状更新講習のご案内」より)
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現職教員は原則として全員、
「この期間に更新する」という期限が決められています。
僕はトップバッターです。
2年後までに更新講習を30時間分受けなければいけません。
特別支援教育士の資格の勉強をずっと続けていますが、
そういう自主的な勉強はまったく認められないので
ちょっと残念です。(>。<)
受講先はいろいろ候補を示されるのですが、
「この日にここ!」みたいに示されるので、
希望する講習内容と日程の都合が合わない時があります。
その点をクリアするのが通信教育。
僕は佛教大学で小学校教員免許をとり、
その後放送大学で特別支援学校免許を取りました。
いわば通信教育受講のベテラン経験者です。(^^;)
その僕の経験から言うと、
通信教育は結構メリットが大きいです。
職場に「通信でも受けれるよー」という通知が少し前に届いたので
調べてみました。
以下、明星大学で教員免許更新講習を通信で受ける場合の
覚え書きです。
情報参照元は、明星大学の教員免許更新講習説明ページです。
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・明星大学の免許状更新講習は、
必修領域(12 時間)、選択領域(18 時間)のすべてを開設いたします。
・通信型の試験について
修了認定試験は対面で行う必要がありますが、
明星大学では本学日野校及び全国13カ所に試験会場を設ける予定です。
【試験会場】(11月実施)
札幌・仙台・前橋・水戸・日野・新潟・長野・静岡・名古屋・大阪・岡山・福岡・那覇
■ 通信型講座の定員
必修領域(400名) 選択領域(各講座130名)
■ レポートの提出
レポートを、各講座にて出題されている課題について作成します。
各講座とも、レポートの提出締切日は2009(平成21)年8月31日(月)になります。
■ 修了認定試験
レポートを期日までに提出し、添削指導を受けた方は、
修了認定試験を受けることができます。試験は11月に実施されます。
・申込
定員に達し次第、受付は終了。
- 申込期間
- 申し込み方法
- 明星大学による審査(受講対象者か確認)
- 明星大学から「手続書」の送付
(初回は3月10日ごろ、その後は随時発送します) - 「手続書」の提出と受講料の振り込み
- 金融機関等で受講料を振り込みの上、「手続書」をお送りください
・受講費
30時間分の講座を申し込みの場合・・・・30,000円
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以上の情報を総合して、今の自分としては次のように考えました。
・申し込み締め切りは5月7日なので、
とりあえず新年度の予定がはっきりするまで様子見。
ただし、定員が少ないのですぐに埋まってしまうかもしれない。
・通信制をやっているほかの大学も同様の講習を設置するかもしれないので
そうなればその方がいい。
(過去に利用した佛教大・放送大の方が、最寄りの試験会場が近かった。)
・値段と手間に関しては非常に手ごろ。
・今年度は見送って、来年度に申し込んでも、期限には間に合う。
今回、「教員免許更新」のトップバッターに当たっている人にとっては
かなり有益な情報だったと思います。
よろしければ参考になさってください。(^^)