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2010年03月01日
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カテゴリ:特別支援教育

特別支援教育のML(メーリングリスト)で流していただいた情報です。

「インクルーシブ教育」ということに大変興味があるので、
さっそくチェックさせていただきました。

下のリンク先の毎日新聞の記事です。

▼インクルーシブ教育:推進へ法的整備を
  大谷恭子弁護士が講演--豊中シンポ /大阪

さすがプロの新聞記者。

説明が長くなりそうなことを、短い言葉で整理して書かれています。

一部だけ引用します。

==============================

 障害のある子の教育が、特別支援教育ではなく、なぜ、インクルーシブ教育でないといけないのか。

 インクルーシブ教育は、まず、障害のある子もない子も一緒の場に統合する。同じ空間にいて、障害のある子に配慮と支援がなされる。そのことで障害児の社会参加が実現する。社会が変わることを前提にしている。

 一方、文科省の進める特別支援教育は、統合されないままの支援。障害児に自己努力を課す。今ある社会は変わらないことになってしまう。両者の違いは大きい。障害とは社会との関係で生じる、というのが障害者権利条約の基本的立場だ。
==============================

という説明の言葉、かなり分かりやすく、短くまとめていると感じました。
ただ、少し断定しすぎで、ちょっと補足がいるかも~とも思いましたが。(^^;)

制度上の背景については、少し知識として知っておかないと
新聞記事の理解がしにくいかもしれません。

現状、「障害のある子もない子も」一緒の教室で学ぶということはされています。
ただ、それは「学籍」「所属学級」が分けられたうえでの、「交流」「共同学習」といった位置づけが中心です。
そもそも最初から分けずに、「同じ場所にいろんな子がいるのが当然なんだ」という考え方に立つのが「インクルーシブ教育」です。
豊中などでされている「原学級保障」の取組は、かなりこれに近いと思っています。

引用した新聞記事の第1文で、「特別支援教育」という言葉は
明確に否定されています。

僕は「特別支援教育」というのは、
「インクルーシブ教育」へ向かうステップの一つだと思っています。

変わらなければいけないのは社会です。
「障害のある子の教育を特別に行う」という流れは、
やがて、違いを包み込む大きな社会の制度のへ統合されるべきものだと思います。

「インクルーシブ教育」の理念は、障害者だけでなくて、
外国人、異文化、少数派など、さまざまな「違い」を包み込むものとして
次の時代の理念となるでしょう。

僕は今「特別支援教育」と「小学校外国語活動」の両方にかんでいますが、
ねらっているものは同じだと、常に思っています。

「違い」を包み込む「インクルーシブ教育」です。

皆さんのご意見をお聞かせ下さい。大笑い 

 

☆ここまで読んでくださって、ありがとうございます。 (^0^)
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最終更新日  2010年03月01日 21時08分44秒
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