テーマ:特別支援教育について(353)
カテゴリ:特別支援教育
『続 子どもへのまなざし』10~人と協力してなにかができるようになること
の続きです。
付箋を貼ったところを具体的に読み返していく連載記事の 今回から、大きな章の第4章、「障害を持つ子ども」に入ります。 ============================= ・障害を持つ子どもの連続性 知能の発達を考えた場合、連続性があることは事実。(p296) #以前、「大人のADHDの会」の方に、聞いたことがあります。 つまり、どこからが障害でどこからが正常とか、たとえばそんなふうに また、いわゆる「ふつうの人」も、多かれ少なかれ、 これは、非常に大事な思想だと思います。 「障害のある人」を指して、 ・視力の場合もそう。 視力がどれぐらいになったら、眼鏡をかけるかというようなことは、 ・高血圧、正常血圧、低血圧といった場合も。 ・いろいろなタイプの子どもたちがいる、ということ。
・注意欠陥多動性障害や学習障害の子どもたちは、 知的障害があるわけではありませんから、 ・親やまわりの人から → ・子どもたちは衝動性を、ますます大きくしてしまう。 ・自分をコントロールできにくくなってしまう ・自分を粗末にする生き方をしてしまう #最後の「自分を粗末にする」という言葉が、一番グサッときました。 いかんやろう、これが一番いかんやろう。 せっかく生まれてきて、 自分を粗末にする生き方しかできへん、 また そんなところに追い込まれてしまう、 そんなの ぜったいに いかんやろう、 と思います。(おっと 感情的になって関西弁になってしもうた~!)
・『自閉症連続体』を書いたローナ・ウィング わかりにくいようでいて 非常にわかりいい表現 #「自閉症連続体」は、「自閉症スペクトラム」と 「だいちゃんのホームページ」に大変素晴らしい解説を見つけました。 ▼自閉症スペクトラムとは (「だいちゃんのホームページ」内) ・『自閉症連続体』あとがき ・目に見えるようにして教えること(p350) ・自閉症と注意欠陥多動性障害や学習障害の子どもたちは、 ・何か教える場合でも、1つずつ目にみえるようにして、 ・この子たちに因果関係とか、理由というものを、 →○どんなことを教えるときにも、 #このあたり、特別支援教育にかかわりの深い先生は、 ・しかも、その教え方や指示のしかたは、 ・たとえば、教えたことを上手にできる子をお手本にして、 いいモデル、いいお手本を利用しながら教えていくことは、 (~『子どもへのまなざし(続)』p362まで) 非常に長くなってしまいました。 本書の抜粋部分は、前後を省略して編集していますので、 本書は、子育ての悩み・質問に答える形での書き方がされていますので、 興味をもたれたら、ぜひ本自体をお手に取ってください。
さて、いよいよ次回で終わりになります。 次回は、「子どもの障害を、親にどう伝えたらいいのでしょうか」というところ。 これはまた、非常に難しいテーマです。 では、また次回!
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最終更新日
2010年03月15日 22時20分14秒
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