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2010.04.27
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カテゴリ:小学校


算数の授業で教えてはいけないこと,教えなくてはいけないこと
(正木孝昌、黎明書房 、2009、2000円)

この本の読書メモを続けます。

今回が第3回。

======================
正木孝昌『算数の授業で教えてはいけないこと,教えなくてはいけないこと
読書メモ3(p23~26より) 
は本の記述の抜粋、#の緑文字は僕のコメントです。)

・話して分からないことはいっぱいあります。

・むしろ言葉は無力だというところから、
 出発した方が本当の言葉の力に迫ることができるのではないか。

#言葉に頼らないことは大事ですね。
 コミュニケーションの8割は言葉以外でおこなわれています。
 また、言葉は誤解のもとでもあります。
 言葉の解釈が人によって違うからです。

(ある子どもが気づきを話したのに対して、)
 私がおおげさに、精一杯の反応をします。

 「おおっ、おまえ、いいところに目をつけたなあ。
  みんな、この子に何が見えているか分かるかな。

 すると、別の子どもが出てきて、
 カードを縦に並び替えました。

 (略)

 「うん、これはすばらしい。これはいい。
  何がすばらしいか分かるか。」

 (子どもたちの反応に対し、)
 一つひとつ「ほう、なかなかよく見ているなあ」とほめました。

#長くなりましたが、p22-23から引用しました。

 正木先生の本では、
 「別の子どもが」という表現がよく出てきます。

 一人の子どもが全部言ってしまって、
 他の子は聞き役、なんてことはありません。

 一人の子どもが言いそうなことを止めて、
 その続きを他の子どもに言わせることもあります。

 また、子どもたちの様子をよく見られていて、
 「あ!今、別の子がおもしろいことをはじめたぞ」というのを
 ビーン!と感じておられます。

 授業は子どもと子どもをつなぐもの。

 家で勉強するのではなく、せっかくみんなと教室で勉強するのだから、
 先生が中心になって、こういう「子ども同士のやり取り」「相互に触発すること」
 をつくっていきたいです。

 こういうことが、子ども同士の学び合いとか、みんなで学ぶということに
 つながるのだと思います。

 また、一人の子の話だけでなく、いろんな子の話を聞くことで、
 理解もしやすくなっていきます。

君たちの言うことは何でも本気で聞くよ。
 だから、どんどん打ち込んでおいで
 という気迫と思いを伝えたい。

子どもたちを動かして認める
 それを積み重ね、子どもたちとの距離を縮めるしかないのです。

(p26まで)
======================

今回の日記の副題「教師の役割」は、著者の言葉ではありません。
日記で紹介した内容をまとめて指す言葉として僕が勝手に考えたものです。

「子ども同士をつなぐ」「本気で聴く」「動かして認める」
こういうことが、授業中に教師が果たすべき役割なんだと感じました。

では、また次回。(^0^)

 

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Last updated  2010.04.27 19:48:09
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