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2010.05.09
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カテゴリ:本の紹介

つなげる力
つなげる力
(藤原和博、文藝春秋、1500円)

この本の読書メモを続けます。
今回が第2回。

今日は「第3章 正解のない問題に取り組む」
    「第4章 情報編集力のテクニック」を参照します。

============================
『つなげる力』読書メモ2 (p85~137)
(・は本の記述の抜粋、#の緑文字は僕のコメントです。)

・自分の経験した世の中の現実との関係で答えなければ説得力は生まれない。

・日本の子どもたちは、こうした「正解が1つではない」記述問題に対して
 約4割が「無答」。

#この「無回答」、毎年行っている学力テストでも
 記述式になるととたんに多くなります。
 今の日本の子どもたちの課題ですね。

正解ではなく納得できる解を見つける

・現実の世の中を数学的に思考してみる視点 (視点の移動)

「正解主義」→「修正主義」へ!

 まず、やってみて、それから無限に修正していくやり方

失敗してもいいと教える

・成功を語るより、失敗を語るほうがいい作文が書けることを教える。

失敗談のほうがはるかに印象的

・「負」の体験をおそれるな!

・「学校というところは、正解を教えるところである」
 という呪縛からの解放

・家庭ではよく遊ぶこと。

・「遊び」は、「予定調和」とはほど遠く、
 したがって「修正主義」にならざるを得ない。
 だから、いい。

・「事なかれ主義」ではなく、
 むしろ「事あれ主義」で生きること。

・失敗とそのリカバリーを評価し、
 試行錯誤しながら生きる子どもたちのドラマを、
 覚悟を持って見守っていただきたい。

#自分自身が、失敗に打たれ弱いので、
 自分への激励と取りました。(^^)

 教室で、失敗をオープンにできる空気を作るには、
 まず、先生が、失敗を恐れずに、むしろそれを楽しむくらいの姿勢を
 見せることですね。
 

 こういう本を読んでいると、
 「失敗してもいいんだ」ということに自信を持つことができます。大笑い

 

・「情報編集力」

・「本来は複雑でむずかしいことを、こんなふうに、
 やさしく図に描いて説明できる力のことを
 『情報編集力』と呼びます。」

 「他人に知ってほしい自分の考えや思いを
 絵やマンガや図に描いて、やさしく伝えられたら、うれしいでしょう。」

・「情報編集力」は「つなげる力」なのだから
 「引き寄せる魅力」にもなり、したがって「味方をふやす技術」に通じる。

(以上、p137まで)
============================

前回と今回で紹介し終わろうと思っていたのですが、
長くなったので、次回へ続きます。大笑い

ではまた次回!

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Last updated  2010.05.09 17:42:31
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