きょういく ユースフル! ~ 私は触媒になりたい ~
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『息子の将来、だいじょうぶ?』 (細川貂々、平凡社、2015、1404円) この本の読書メモを書いていっています。 今回は、「男の子の育て方のコツ」についての、脳科学者や「つわものママ」からの話です。 前回の記事は、こちら。 ============================= 『息子の将来、だいじょうぶ?』 その3(p86~) <男の子をシアワセに育てるコツ> ・男の子はポジティヴに育てる ・「なんかオレ すごいかも」
と思わせると → 学習意欲につなげられる ・男の子の場合、50~70%の達成確率があるとき、 一番ドーパミンが出る ・「いいことあるかも」と思うだけで ドーパミンは出るので たくさんそう思わせましょう (p92 回答者は、脳科学者・篠原菊紀さん) 自分が「男の子」なので、かなりうなづけました(笑)。勉強以外でも、ゲームやスポーツなど、いろんなジャンルで、うまくハマるとかなり熱中するのが「男の子」だと思います。その理屈は、「5~7割くらい解ける」というところにあったのかもしれません。女の子は逆に「危機意識を高める方が効く」らしいです。女の子は先々のことを考えられるからだそうで・・・。あ~、ほんとに、男の子は、先を見ずにイマに熱中しすぎるからなあ。 あんまり「男の子はこう、女の子はこう」と型にはめて考えるのはどうかと思いますが、一般的にそういう傾向にあることが多い、くらいの情報は、子育てや教育をするうえで、かなり参考になるかもしれませんね。対子どもだけでなく、「自分のやる気を高めるには」という戦略にも、使えそうな情報です。 男って、単純だから、結局、「馬の前にニンジンをちらつかす」方式がシンプルだけどやる気を起こさせる、ってことかなあ。(^^;) <(つわものママ)木山さんからのアドバイス> ・「ななめの関係」が大事 ・「スルー力」が必要 なんでもおもしろいと思えればOK ・親にとってのななめの関係もたくさん作ること (p104,105 回答者は、噂のつわものママ・木山直子さん) 「ななめの関係が大事」は、藤原和博さんも言われていました。昔は近所のおじちゃん・おばちゃんや年上の子など、「ななめの関係」がいっぱいあったのに、今は希薄。「ならいごと」でそういう関係を見つけなきゃいけない時代なのでしょうか。関係する人脈が広いか狭いかは、大人とか子どもとか関係なしに、ココロの成長のために大事なことのようです。 ============================= 著者が取材した方はここで紹介した人たち以外にも、 いろいろな人がいます。 ブログではここまでにしますが、興味がある方はぜひ本書を手に取って読んでみてください。 楽天Coboの電子書籍版だと、見開きで35ページ分(つまり70ページ分)も Webで試し読みができます。 目次も見られますので、購入前の参考にしてくださいね。(^^) 『息子の将来、だいじょうぶ?』【電子書籍】[ 細川貂々 ] (1123円)
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プロフィール
にかとま
読書大好きの小学校教師です。やってみてよかったことや、「これはおぼえておきたい!」と思う情報を中心に、ブログを書きます。皆さんにとっても、何か役に立つ、何かの「きっかけ」になるものがあれば幸いです。(^^)
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