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カテゴリ:読む・音読・朗読
Facebookで情報提供をいただいて、さっそく購入した『花もて語れ』。
「朗読」をテーマにしたマンガです。 僕の大好きな宮沢賢治の『やまなし』の作品解釈が載っているということで読んでみました。 読んでみたときの衝撃! 今まで、これほどまでに『やまなし』の世界観を強烈に感じられたときはなかったです。 マンガだからこそできるビジュアルでの見せ方と、「朗読」で取り上げられる言葉のコラボレーション! 僕の大好きなマンガとなりました。 全13巻刊行。 僕は、朗読場面を読むときに自分も声に出して朗読しながら読みます。そして思いっきり作品世界を味わっています。いつもよりもゆったりと、言葉の一つ一つを愛で、味わいながら読む。それはそれは、至福の時間となっています。 ![]() そんな風にゆっくりと大切に読んでいるので、2ヶ月くらい前から買い始めたのに、まだ4巻目を読み終わったところ。 ブクログに4巻目までの感想を載せていました。 そのまま転載します。 文学や音読・朗読に興味のある方は、ぜひ読んでみてくださいね。 ![]() ![]() 花もて語れ 1 (ビッグコミックス スペシャル) / 片山ユキヲ 東百道 ================================= 朗読の場面は僕も声に出し、朗読に挑戦した。 そばで聞いていた僕の子どもが、「お話、読んで」とせっついてきた。 声に出すことの凄みを、久しぶりに思い出した。 いま、声の力がいかに忘れられ、軽んじられているか。 これは日常や普段の読書に対する、強烈な問題提起になりうる本だ。 マンガだから伝えられる、イメージと言葉との融合。 こんなやり方があったのか。 画期的な書。 読書と朗読を愛する、全ての人に。 ================================= ![]() ![]() 花もて語れ(2) (ビッグスピリッツコミックススペシャル) [ 片山ユキヲ ] ================================= 第1巻を読んで以来、楽しみにしていた第2巻をようやく読んだ。今回も朗読場面では自分でも即興で朗読をしながら、作品世界を味わった。「やまなし」の「12月」の作品世界を味わえて幸せだった。 「春と修羅」も朗読に挑戦したが、これの解釈はなかなか難しい。巻末に解説もあるが、この解説もまたまた難しい。 次巻は「花咲き山」。 これも楽しみである。 既刊のマンガだが、このマンガだけは一気に読まずに一つ一つ味わいたいと思う。朗読とはそういうものだから。 ================================= ![]() ![]() 花もて語れ(3) (ビッグスピリッツコミックススペシャル) [ 片山ユキヲ ] ================================= 「花咲き山」に隠された秘密が今、露わになる。 マンガだから表現できる、感動の場面! ================================= ![]() ![]() 花もて語れ(4) (ビッグ コミックス〔スペシャル〕) [ 片山ユキヲ ] ================================= この巻も、文学作品を読み解く上での重要な鍵が紹介される。地の文における視点の転換。題材は芥川龍之介の『トロッコ』である。 漫画ならではの、ビジュアルを伴った言葉の呈示で、文字だけでは思い至らなかった作品世界の情景がぱっと目の前に開ける。 トロッコに重ね合わせる主人公の感情も印象的に読み手に迫る。 逃げずに路上朗読に挑戦する主人公。 「ま、どんなやつでも、本気さえ出したら、なんだってできるってことだの!」 路上ライブを続ける主人公の友人の言葉が、読み手にも突き刺さる。 ================================= 紹介しておいて何ですが、この本、もしかしたら絶版かもしれません。 書店で探しましたが見つからず、結局ネットに頼っています。 ネットだとさすがに手に入りますね。 僕の「今から読む本」コーナーには、すでに13巻までが鎮座しております。 急いで読まずに、時間をかけてゆっくり読みます。 楽しみが増えました。 ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2017.11.05 10:32:41
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