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カテゴリ:特別支援教育
昨日の日記で「勤務市の人権教育研究大会で『読み書き障害』についての発表をすることになりました。」とふれました。
その発表原稿の仮原稿が土曜日にできあがったのですが、せっかくなのでその最初の部分をここで紹介したいと思います。まだ直す可能性が大いにありますが、むしろ直す箇所があればご指摘いただければありがたいです。(ここで載せるのは、ほんのさわりだけですけど。) 発表自体は11月17日土曜日です。 興味のある方がいらっしゃいましたら、別に誰でも参加できる会ですので、ぜひいらしてください。(^^) ■読み書きに困難のある子の学習保障~通級指導担当の立場から~ =========================== 1. はじめに このレポートでは主として小学校における読み書きに困難のある子どもたちをとりあげる。教科書の音読がたどたどしかったり、文字を書くことが苦手で自力ではなかなかスムーズに書けなかったりする子どもたちである。こういった子どもたちの中には、「読み書き障害」(ディスレクシア)の診断を医療機関で受けている子どもたちも含まれている。しかし、「読み書き障害」については一般にほとんど知られておらず、本人・保護者・教師に気づかれないまま、他の子どもたちと同じように読み書きができないことを苦痛に感じている子どもたちもいると思われる。 「読み書き障害」については少数ながら当事者が手記を出版しているが、「学校では理解してもらえず、読み書きの困難さにより学習意欲が喪失した」と語っていることが多く、教職員の多くにその存在や手立てが知られることに課題があった。今でも教職員の理解には差があると思われ、最も専門的に読み書き障害への対応をおこなっている通級担当が、教職員への情報提供と連携を進め、必要な子どもたちに必要な手立てがとられるようリーダーシップをとる必要が高い。 「読み書き障害」の理解啓発が重要である理由は、読み書きの困難さの理由が脳の機能障害にあるからであり、単に量をこなす指導が意味をなさないからである。スムーズに読み書きができる者には理解できないのだが、通常の読み書きを行うための脳の回路が使えない場合、別ルートを代替して文字を読み書きしようとする。例えば字を書く場合、文字の一つ一つについて、形を思い出しながら書くために時間がかかるし、「こんな形だったかな」と苦労しながら、線を付けたし、正しい字形に近づけていくことになる。スムーズに読み書きができる者の「書く」行為とは、全く異なる苦労がある。 「読み書き障害」のことを知らなければ、単に文字を読み書きするだけのことにどうしてそんなに苦労してしまうのかがわかず、単に練習が足りないからだと思い込み、とにかく量をこなすことで改善しようとして、よけいに読み書きを嫌いにさせてしまうことも起こりえる。そうではなく、障害を理解し、本人に合ったやり方で読み書きを指導したり、または読み書きを代替する手段(代読や読み上げソフトの利用、音声メモの利用等)を検討したりしていくべきだと思われる。 (以下、略) =========================== ご意見募集中でーす。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2018.10.21 20:44:11
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