カテゴリ:PC・デジタル関係
大阪で「UDブラウザ」の研修講座を受講しました。
慶應義塾大学経済学部の中野泰志先生が、文部科学省の研究助成を受けて、研究・開発されているそうです。 ▼教科書・教材閲覧アプリ「UDブラウザ」のホームページ ▼iOSアプリ「UDブラウザ」のダウンロード 最近は特に頻繁にアップデートが繰り返されていたようで・・・ いつのまにか、気がついてみたら、バージョン2.97。(2019/08/23現在) 「UDブラウザ」は、たとえば学校の教科書が弱視等で読みにくい児童・生徒に対して使用すると、 でっかくて重たい拡大教科書を持ち歩かなくてもよい、というスグレモノ。 画面表示は、PDFモードとリフローモードの2種類が使用できます。 PDFモードでは、該当ページそのままを表示させて任意に拡大することができたり、ページにしおりをはさむことができたり、任意に書き込みをすることができたり、ラインマーカーを引くことができたりします。 リフローモードでは、テキストだけの表示になり、文字を読むだけならこちらのほうが断然読みやすいです。横書きを縦書きに変えることもできます。音声読み上げ機能もついています。 なかなかすごい機能の目白押しで、びっくりしました! 教科書のデジタルデータは、許可を得なければ取得できません。 ただ、Wordなどで作る自作教材をPDF化する分には、タダで使えます。 講座の最後に質疑応答があり、「デイジー教科書とのちがい」が話題になりました。 「デイジー」は、目次のリンクに戻らないと、別単元など、違うところに飛ぶことができません。 「UDブラウザ」は、教科書の最初から最後まで、ページめくりでどんどん進められるのが特長です。 教科書のページそのままをPDF表示させることができるので、教科書実物との差が少ないです。 デイジーのようなテキストリフロー画面と、教科書のページ画面と、2種類を備えているというのは、 かなりいいな、と思いました。 「UD」ブラウザについてのレビューを調べてみると、 ネット上では、次のサイト様が詳しく解説しておられました。 ▼UDブラウザのご紹介(「学校でのICT」内 2018/6)(「学校でのICT」内 2018/6) PDFモードとリフローモードについて、詳しく知ることができます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019年08月25日 11時17分02秒
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