テーマ:教員としての修行(121)
カテゴリ:たのしいべんきょう
このブログではかなりレアな話題をひとつ。
古文の読解。 あの、「源氏物語」とか「枕草子」とかの、あれです。 小学校の国語でもちょっとだけ出てきますが、本格的に学ぶのは中学校から。 でも、これって、難しくないですか? 1000年以上経っていると、同じ日本語とは思えないくらい言葉が変化していて、 僕が学生時代には、外国語を覚えるのと同じくらい苦労した覚えがあります。 そんな古文の読解に役立ちそうなネタを見つけました。 出典は、なんと全都道府県をキャラクター化した人気マンガ 『うちのトコでは』。 『県民性マンガうちのトコでは』6【電子書籍】[ もぐら ] 『うちのトコでは』第6巻p70には、 「え~ず(打ち消し)」は「~できない」というのが載っています。 そういえば・・・と、中学高校を卒業して○十年経ちますが、まだおぼろげに覚えています。 たとえば、 「え見つけず」は、 「見つけることができない」になります。 この古文の現代語訳について、大阪(キャラ)が、 「よう~ない(打消)」と思うとわかるで と助言。 なんと、「よう・・・ない(せん)」の「よう」は「得(え)」が由来なんだとか。 たしかに、「え見つけず」は、「よう見つけへん」と訳した方が、「え」の場所にも訳が入って、分かりやすい! こういうこと、ほかの古語でも、ありそうです。 古文の現代語訳で苦しんでいる方は、 現代語にする前に、方言に直した方が、むしろ分かりやすいかも! 地理の勉強をするつもりが、古文の勉強をしてしまった、と感じたある日の感想でした! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019年09月05日 21時19分15秒
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