テーマ:教員としての修行(121)
カテゴリ:共に生き、共に育つ
最近、またアドラー心理学の本をよく読んでいます。
アドラーは、自己啓発の源流と言われているそうで、、、 自己啓発の有名どころと言えば、『人を動かす』や『7つの習慣』でしょうか。 僕が大事にしているのは、「成長」なので、自己啓発は大好きで、よく読んでいます。 アドラーを学んでから自己啓発書をもう一度読むと、同じことが書いてあったりして、「やっぱり重なってるなあ」と思います。 アドラー心理学は「すべては、対人関係」と言っている、かどうかは本によって少し差がありますが、対人関係を重視していることは間違いありません。 悩みの多くは対人関係によるもの、というのは疑いないところでしょうか。 多くの自己啓発書が、「人は変えられない。変えられるのは、自分だけ」と言っています。 まあ、そうなんですが、そうすると、「教育」とは、「人を変えようとする」ものじゃないのか、と矛盾にぶち当たります。 上司が部下を育成することも、人を変えようとすることではないのか。 アドラーは、学校教育や、職場での教育を否定するのか? この答えは、アドラー心理学の本よりも、むしろ僕は、斎藤一人さんの本に見いだしました。 一人さんはこんな風に言っています。 ======================== ・人はこうなってほしい、じゃないの。 こういう人だと思って対してると、そういう人になるの。 (斎藤一人『変な人の書いた世の中のしくみ』p162より) ======================== これは、アドラー心理学で言うところの、相手に対する「尊敬」、 「7つの習慣」で言うところの、「信頼」を表しているのではないか、と思います。 全ての人の中に、その人の理想を見る。 教育とは、その営みなのかもしれませんね。 変な人の書いた世の中のしくみ (サンマーク文庫) [ 斎藤一人 ] お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019年10月27日 11時12分13秒
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