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きょういく ユースフル! ~ 僕は触媒になりたい ~

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2020年07月04日
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​​​​僕はずいぶん前に、「ゲーム」の教育的価値擁護論のようなものを書きました。

ほかにも、同じようなことを書いている人がいました。

荻上チキさんです。


​『みらいめがね それでは息がつまるので』​
(荻上チキ/ヨシタケシンスケ、暮しの手帖社、2019、税別1500円)


この本は、別にゲームだけがテーマの本ではありません。
いろいろな日常のことを、著者ならではの視点で書いた、エッセイ集。
ヨシタケシンスケさんが、絶妙な絵で合いの手を入れています。

「ゲーム」について書かれていたのは、本の終わり頃。
僕も同じだったので、親近感を覚えました。

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​​・ゲームのキャラクターを主人公にした漫画を楽しみ、ゲームの攻略本や裏ワザ本を買い、新作ゲームの情報が載った雑誌を読み漁る。読書や調べ物といった体験も、全てゲームから始まった。

ゲームは僕をだめにしなかった。
 ゲームの全てが、僕のためになった。
 ゲームは教養となり、ゲームの話をすることで人間関係が広がった。
 ゲームは身を助く。よく遊び、(結果としてそこから)よく学んだ。
 無為と思われる時間も、無意味ではなかった。​​


(p168より)
====================

子どもの頃にゲームをきっかけに興味を持ったことをどんどん学んでいった著者。
中学2年になると、「技術部」の部長になります。
すると、「学校の環境改善」に取り組み、ゲームの世界で学んだことをリアルの世界で生かすようになります。

====================
​ゲーム化すれば、退屈な生活もそこそこ楽しくなると学べた。​
 人生は全てが教材になる

(p174より)
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​まさに、我が意を得たり、です。

「ゲーム」を悪者にする風潮は少し下火になり、デジタル全盛期の中、「ゲーム」と「教育」の垣根は少しずつ崩れてきたのかもしれません。

この2つを乖離するのではなく、強力に結びつけることができたら、最強だと思います。大笑い


僕は未読ですが、ゲームの教育的効用を真正面から訴える本も、世の中にはあるようです。
見つけたのは、翻訳本でした。
外国のほうがこういう研究は進んでいるのかな。


『テレビゲーム教育論  ママ!ジャマしないでよ勉強してるんだから』
[ マーク・プレンスキー ]




​​





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最終更新日  2020年07月04日 12時13分14秒
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