カテゴリ:本の紹介
『Think Clearly』という本は、なかなか面白い。
『Think clearly 最新の学術研究から導いた、よりよい人生を送るための思考法』 (ロルフ・ドベリ、サンマーク出版、2019、税別1800円) 期待せずに読み始めたのですが、はまりまして・・・ 今はとっくに読み終えて、続編を読んでいます。 一つ一つの章が短く、すぐに読めるのですが、論理的に分かりやすく展開する説明に、「なるほど」とうなずくことが多いです。日々の自分の考え方に偏りや間違いがないか、振り返ることになりました。 読書後には高揚感に包まれて、オーディオブック版も買っちゃいました。 ▼Think clearly 最新の学術研究から導いた、よりよい人生を送るための思考法(audiobook.jp) (リンク先で、試聴できます。) もともとは2017年の10月にドイツで刊行されたもの。 発売後すぐにベストセラーになり、5ヶ月間実用書部門のトップ10に入り続けたようです。 日本で類書を挙げると、中谷彰宏さんの本に、わりと近いかも。 各章のタイトルが、考え方や行動のアドバイスになっています。 僕が特に自分に当てはまるなあ、と思ったのは、19章かな。 ============================= 『Think clearly 最新の学術研究から導いた、よりよい人生を送るための思考法』 19 SNSの評価から離れよう (p160-167) ・「世間の評価を気にしても、私の本の出来が変わるわけではない」 ・世界一すばらしい恋人なのに、他人からはひどい恋人と思われるほうがいいか、それとも、実はひどい恋人なのに、他人からは世界一の恋人だと思われる方がいいか? (p162) これは、めっちゃ自分に言われている気がしました。 Facebookをやっていて、けっこう、評価を、気にしているので。(>。<;) そういえば僕の尊敬する坂本龍馬先輩も言っていました。 「世の人は我を何とも言わば言え 我がなすことは我のみぞ知る」。 他人の基準より、自分の基準ですね! ・他人の評価からは 自由になったほうがいい。 ・他人からの評判は操作できるものではない。 (p165) わかっちゃいるんですけど・・・。 ・気をつけないと、私たちはいずれ「他者からの承認を求める機械」になってしまう (p166) 辛辣な表現が出てきて、とどめを刺されました。 はい、気をつけます・・・。 39 「心の引き算」をしよう (p310-317) ・「まだ持っていないものについて考えるよりも、いま持っているものを持てていなかった場合、どのくらい困っていたかについて考えたほうがいい」 (p316) 幸せを感じる手段は、こんなに簡単なことだったんですね。 ============================= 続編は、以下のものがあります。 シリーズでまだまだどんどん出るのかな・・・。 『Think Smart 間違った思い込みを避けて、賢く生き抜くための思考法』 (ロルフ・ドベリ/安原実津 訳) 『Think right 誤った先入観を捨て、よりよい選択をするための思考法』 (ロルフ・ドベリ/中村智子 訳) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020年07月13日 20時35分16秒
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