カテゴリ:よのなか(社会)
最近テレビのニュースでは、東京や大阪の人混みの様子をよく映しています。
うちの子たちが興味を持っているので、この機会に「人口密度」について教えました。 ネットでデータを調べて、エクセルでグラフにしてA4 1枚にまとめて見せました。 都道府県別人口密度については、総務省のデータを参照させていただきました。 ▼【総務省】平成29年度 地方財政統計年報より、 1-1-1表 都道府県別団体数・人口及び面積等 人口密度の全国1位の都道府県は、東京です。 人口密度は約6254人/㎢。 2位が、大阪。約4649人/㎢。 おっと、偶然ですが、「よろしく」になっています。 覚えやすい! と言っても、覚える必要性は皆無ですが。 僕たちが住んでいる兵庫県は全国8位の人口密度。 約665人/㎢。 兵庫も人が多い方ですが、東京と比べると約10分の1になっています。 ついでにその隣の鳥取県も調べました。 約163人/㎢。 この時点で、日本の都道府県の人口密度の差がとんでもないことになっていると感じます。 数字だけでは直感的に分からないので、100人/㎢ごとに●も描いてみました。 ●がつくことで、直感的な差が分かりやすくなったようです。 ニュースを見るたびに、うちの子たちには、「東京や大阪はもともと人が多いんだ」と説明してきましたが、いくら口で言ってもよく分かっていないようでした。 しかし、こうやって視覚的にデータを示すと、よく分かったようです。 コロナ関連ニュースでは感染者数の数字のみが特に強調されて報道されています。 しかし、人口密度などの背景を踏まえずに感染者数だけを報道するのは誤解を生みやすいです。 もともと人口が多いところで感染者数が多くなるのは、ある意味、当たり前です。 日本の都道府県別の人口密度の格差、特に東京・大阪に人口が集中している現状は問題だと思っています。 10年後には変化がみられるのでしょうか。 子どもたちが社会人になって住むところを考えるときに、人口密度のことも考えてもらえれば、と思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020年08月10日 09時42分12秒
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