さとうみつろう『神さまとのおしゃべり』 ~イーンダヨ!
『神さまとのおしゃべり あなたの常識は、誰かの非常識』(さとうみつろう,ワニブックス, 2014, 約1400円)自己啓発系はよく読みますが、かるーく読める笑えるものというと、2015年に読んだ中ではこれが一番だった気がします。「神さまとのおしゃべり」という設定も見事です。お正月の、時間のある時に、自分と向き合うために、いかがですか?(^^)===============================『神さまとのおしゃべり』(一部分、特に印象に残っただけを、引用します。 顔マークのあとの緑文字は僕の個人的コメントです。))p100・「誰が、その感情を選択しているのか?」と自分に聞く他の自己啓発本にも書いてありますが、テンパっているときというのは、刺激に自動的に反応してしまっています。そこに「選択」という意識を入れていくだけで、自動的に反応してしまっている自分から離れて、感情を分離することができます。ここで紹介されている提案も、一歩引いて考えるために、なかなかいい手法だと思います。p154・幸せになりたいのなら、好きな方向をちゃんと想像しなさい。想像している間、想像しているそのことに、あなたはパワーを注ぎつづけている。何にパワーを使いますのん、ということ。意識というのは、基本的には一つのことしか考えられない。いやなことにパワーを注いでも、いやなだけ。好きなことって本当に大事。好きなことを考えて、どうなりたいかを想像して、そのことを考える。逆向きのベクトルを、そぎ落とす。p402・「私が自分の力でどうにかできる」と思うから、苦しくなるんじゃないか。 「私ではどうにもできない」と気づきなさい。・受け入れよう、全てを。嫌がっている君さえも。「受け入れる」というのがかなり難しいんですが、これができるとラクになる。すべてを、「自分の力でどうにかなる」と思うのは、無理ですね。自分のことを自分で選択することは大事ですが、他人のことは変えられない。 p450・他人を批判してはいけない。 全てを認めない限り、あなたは幸せにはなれないのだから。あるがまま。そのまんま。 仏教の般若心経も、同じことを説いているようですね。 批判したくなる心を我慢するのではなく、 それはそれ、これはこれ、みたいな?p456・どっちでも、イーンダヨ!・マジで、魔法の呪文じゃん! ただ、「イーンダヨ!」と言っておけば 矛盾も含め、全てを認めることができる!!・いつでも「言葉の最後に」言うことじゃ。このへんが、この本の面白いところです。 みつろうと神さまの会話形式で、 ときにヘンなことで盛り上がる。 なんか、すっげーことを覚えた、気になります。 それはさておき、「いいんだよ」。 水谷修先生(夜回り先生)も言っておられました。 「今までのことは、いいんだよ」 なるほど、魔法の呪文です。============================== いよいよ明日は大みそか。皆さん、よいお年をお迎えください。今年一年の幸運と、来年くる幸運に、感謝して。 ブログ王ランキング ▼にかとまの読書メモリスト ▼にかとま日記全件リスト