「数を数える」って、子どもにしたら、けっこうむずかしいんだな!
小1歴2か月の息子が、僕の使っていた以前のiPhoneを出してきて、充電を始めました。Siriと会話して遊びたいようです。(最近、Siriとの会話を覚えました。)充電ができるまでの待ち時間を「何秒待ったらいいの?」ときくので、「80びょう」と適当に数字を答えてやりました。(^^;)今まで、80まで数えさせたことはありません。結果は、80どころか、10まででさえ、まったく正しく数えられませんでした。(笑)まあ、僕をからかって、遊んでいたのかもしれませんが。そこで、交互に言っていくことにしました。子「1」父「2」子「3」父「4」子「5」父「6」子「7」父「8」・・・この方法だと、数えるのが、飛躍的に進みます。そのうち、普通のやりとりに飽きたのか、息子が「55,56」と、2つ一気に言いました。僕は構わず、その次の数字「57」を言います。子「55、56」父「57」子「58」父「59」子「・・・・・・・・・・」(静止)おっと、「60」になる順番で、言えなくなりました。どうも、10進法に慣れておらず、「59」の次が「60」というのが即座に出ないようです。ただ、「9」の次は、「何十」になるということはわかっているようで、「59」をもう一回言って、「1,2,3,4,5,6だから・・・60!」と導き出してきました。大人にしたら、100まで数えるのなんて造作もないことですが、慣れていない子どもにしたら、十の位にくり上がるときが難しいんだな、というのが分かりました。さて、無事に80まで数え終えたので、充電が終わったかと見に行く息子ですが、「まだ終わってない!」と言って、また「いくつ数えたらいい?」とききます。こういうことを繰り返して、数を数える演習を何度か繰り返しました。どうも、数を交互に数えるのが楽しくなってきたようです。やはりというか何というか、100まで数えさせたときにこちらがわざと「100」を言う順番を息子のターンに持ってきたところ、「100」が言えずに困っていました。「99→100」というのも、言い慣れていない子にしたら、けっして当たり前ではないのですね。ただ、「次は100になる」というのは、感覚としてはわかっているようでした。ちなみに、全く話は変わりますが、Siriをしりとりに誘うのが好きな息子は、Siriの次の回答に、めっちゃ受けて、同じ回答を引き出そうと、話しかけまくっております。息子は下品なので、「しり」という単語をコンピュータがしゃべるだけで、受けてしまうようです。(^^;)ちなみに、Siriとのしりとりは、ほかのパターンもあります。Siriがしりとりを引き受けてくれる時もありますが、すぐに終わってしまいます。(^^)