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テーマ:癌(3549)
カテゴリ:ぶつぶつ
筑紫哲也のニュース23で、
「ガンを生き抜く」という特集がやっていました。 真剣に考えさせられたテーマは「若年性乳がん」。 ・・・というのも、母が以前乳がんを患って、 がん、特に乳がんは他人事だとは思えないからです。 特集では、20代から30代の乳がん患者が本音を語っていました。 そのなかに、20代後半で乳がん発症。母親も乳がん、 という人がいました。ほんと、人事とは思えません。 20代や30代といえば、将来の結婚や出産を夢見る年代。 そんな年代に「乳がん」と宣告されると目の前が真っ暗になります。 手術をするのも肉体的にも精神的にもかなりのダメージ。 しかも、その後の抗がん剤や放射線治療で4、5年は妊娠・出産は不可能。 その他の臓器のがんと違って、 乳がんや婦人科系のがんは女性の生き方をも左右します。 本当にショックです。 番組に出ていた37歳の女性。 手術を終えたばかりで、術後の治療が終わる頃には42歳。 その後妊娠、出産できるのか、大きな不安がのしかかります。 けど、生きていない限り何もできない。 だから、彼女は治療することを決意しました。 母が発症したのは40過ぎ。今年で丸々10年経ちました。 ・・・といっても、常に再発の不安が付きまといます。 今でも定期的に検査に行っています。 母が入院した時、同部屋の人と親しくなって、 退院後もみんなで集まって食事をしたり 年賀状のやり取りをしていました。 それも、一人減り、二人減り・・・。 気がついたら母一人となっていました。 やはり、みな再発・転移によって命を落としていったそうです。 日本人の2人に1人ががんで死ぬ時代。 本当に考えさせられる特集でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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