女性を批判する女性は、男性的でカッコいい?
女性を批判する女性は、男性的でカッコいい?
最近、ある議員候補だった女性が「産後うつは甘え」と発言して、炎上しています。
この発言については、ネットで議論されているので、私的意見はともかく、気になることがあるので書いてみます。
それは「女性嫌悪の女性」がいることについて、です。
女性嫌悪の女性は、女性を非難します。
男性を弁護するように、女性だけに適用される制度があると、特に顕著に声高になります。
なぜかを考えたときに、すぐに思い浮かぶのは、「自分自身への嫌悪」、「男性の支持や称賛の渇望」です。
昔はドラマでも漫画でも、「女性らしくない女性」や「ジェンダーレスな女性」をカッコいいとしてきた設定も多くありました。
しかし、現代をみてみると、「自分自身を受け入れた上で他者も受認できる人」に尊敬が集まっている気がします。
私も以前なら、男性の家庭での愚痴を聞くだけで、「私は家庭円満の役に立ってる」なんて気でいました。
でも、今はソフトに率直に少しだけ「奥さんの立場や気持ち」を伝えるだけで、感謝されることもあることに気づきました。
なぜ奥さんの弁護をして、感謝されることもあるかと言えば、多くの男性は、女性に「女性批判」を求めている訳では無いからです。
もちろん、女性批判を喜々として受け入れる「ミソジニー(女性嫌悪)」という男性達もいます。
でも、そんな人達に称賛されて、嬉しい女性はいないと思います。
もし、「女性嫌悪の女性」がいれば、まずは「自分自身を受け入れる気持ち」を大切にして欲しいと思います。
【中古】 女は後半からがおもしろい 集英社文庫/坂東眞理子(著者),上野千鶴子(著者) 【中古】afb