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シンガポールから帰国。
渡航中は、農業ベテランの父が代わって植物の世話をしてくれていました。 父の協力もあって一番暑い時期をなんとか乗り越えたクリスマスローズ。 しかし葉に異変が! 葉にポツポツと君の悪い黒点が現れた株。 ![]() これは黒星病といって、カビの一種が原因で起こる病気です。 ウィルス性の黒死病(黒光りするほど黒い部分が葉や茎、花に現れる伝染病)と違い、カビが葉にとどまっているため、再起可能なので株ごと処分することはありません。 新しい葉が出ていますし、うつさないためにさっそく葉切りします。 そして消毒のため、ダコニール1000倍希薄液を散布。 ![]() さらに、葉の中央部分から黄土色に変色している株・・・。 ![]() おそらくベト病と思われます。 こちらも再起可能なので、葉切りしてダコニールを散布。 ちなみに、葉切りの際はハサミの消毒を念入りしにします。 ハサミを介してウィルスや菌が他の株にうつってしまうので、1株切ったらビストロン希薄液に10分以上つけて水で洗い流します。 ビストロン希薄液は、1ヶ月ほど保存がきくようです。 ![]() ビストロン-10 第三りん酸ナトリウム水 10%液 1L 鋏 刃物のウイルス消毒剤 予防のため他の株にもダコニールを散布します。 ダコニールは、副作用がほとんどなく、葉の表面の付着が目立ちにくいのでおすすめです。 特に葉の裏側に吹きかけると効果が大きいようです。 ![]() ダコニール1000 30ml 炭素病 斑点病 もち病 残ったダコニールは保存中の種の鉢に流し込んで終了。 ここ長野では、徐々に気温が下がり始め、クリスマスローズにとっては過ごしやすい季節に入っていきます。 病気を乗り越えて元気に成長してほしいです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023.09.11 10:59:20
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