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カテゴリ:ワインイベント
今日はいよいよ、先日伺った『サントリー登美の丘ワイナリー』の
お話です。 何度かサントリーさんにお招きいただいているまみと共に 今回は特別に同行させてもらいました。 サントリーさんありがとうございます。 登美の丘ワイナリーではとても貴重な体験ができましたので、 その様子をどうぞ ![]() ワイナリーへは 自宅から甲府駅まで約4時間 甲府駅からさらにバスで30分という長旅です。 ちなみに、山梨に行くのは初めてです★ ![]() 写真は乗り換えの塩尻駅にて。 ブドウの木がお出迎え♪車窓からもずっといい景色でした♪ いよいよ到着しました~♪ ![]() とっても景色のいい場所です★ (遠くには富士山が見えます) さあ、見学のお時間です まずはブドウ畑から ![]() (まみも真剣に取材中♪) サントリー登美の丘ワイナリーでは、とても大切にブドウが育てられています。 僕が感じた点として、殆どは果物農家さんが果物を美味しく作るために努力されていることと非常に似ていると思いました。 それは、水捌け・日照時間です。 水がよく抜けること。そして太陽によく当たること。 僕は、秋になると三ケ日(静岡県)へミカン狩りを手伝いに行くのですが 畑の作り方がよく似ているなと思いました。 ミカンの場合、基本的には水捌けのよい山の斜面に植えられます。 果物にとっては水捌けが非常に重要で、水捌けの悪い土地で育てると雨の影響をとてもよく受け、水っぽい果実に育ちます。 水っぽい果物って、美味しくないですよね。 逆に、ギュッと味のしまった濃厚な果物が僕は好きです。 その、美味しい果実を収穫するために登美の丘ワイナリーでも非常に努力されていました。 ![]() 登美の丘ワイナリーは、すぐ横に27ホールもあるゴルフ場があるのですが、地図で見る限り敷地面積がゴルフ場と同じくらいあります。 その広大な土地に全てブドウの木があるわけではありません。 山肌の峰の部分だけをうまく利用し、水はけのよくて日照時間の長い贅沢な場所だけを選ばれ、栽培されています。 (だから、国産ワインにありがちな水っぽいワインにならないんだな~! 納得納得!とても勉強になりました。) そして、この地域は全国の中でも凄~く果物の栽培に向いている土地なのです。 まずは、降雨量 全国平均が約1600mmに対し、約1100mmです。 かなり少ないですよね。 次に、日照時間 全国的にも日照時間の長い地域だそうで 日本の平均日照時間が約1900時間なのに対し、約2250時間もあるそうです。 最後に、1日の寒暖差 この地域は昼は南風、夜は北風になることが多いらしく 昼夜の寒暖差が10度以上になる日が多いんだとか。 紅葉と同じで寒暖差があるほうが美味しいブドウに育つとのこと。 唯一、普通の農家さんと違うなと感じたところ。 それは、無肥料栽培ということ。より自然に近い形で土地の持つ味を引き出すことを大切にしているそうです。 あ。サントリーさんのページに詳しく書いてありました! そちらもどうぞ♪ 見ると、凄く気を使った作業をされていることがよくわかりますよ。 次は、ブドウ畑見学を終え、ワイナリーの歴史案内&醸造見学です。 ![]() いろんなところが一々かっこいい♪ ここでは、1909年にワイナリーが誕生してからの発展・苦悩などわかりやすく説明頂きました。 日本で100年以上も前から作られていたなんて…凄いです! ![]() 樽熟成♪ ![]() 大量のいろんな年のワインが保存されています。 (1番古いので1966年でした~。残念ながら販売用ではありません。) ![]() 生まれ年もありましたー♪ テンション上がりますね★ さあ、次は皆さんお待ちかねのテイスティングです♪ ![]() 渡辺所長自らが説明してくれます。 初めに断っておきますが、僕は今まで展示会で味見レベルの事をしたことがあるな~というくらいで全くのテイスティング初心者です。 ワイナリーツアーに参加されている方は、皆さん有名&知識豊富な方々ばかり。 何となく緊張しちゃいます。 (今思えば、多少なりともな練習などして、慣れが必要でしたね。 落ち着いてワインに集中しないと!) 6本のワインをテイスティングしたのですが、 ・登美 白 2013 ・登美 白 2011 ・登美 赤 2009 ・登美 赤 1996 ・登美 赤 1990 ・シャトーリオン カベルネ・ソーヴィニヨン1976 何という豪華なワインでしょう。 特に1976年なんて、この先見ることもできない気がします。 余程保存状態がいいからでしょうけど40年も経った日本のワインが飲めるなんてびっくりです。40年も経ってるのに見た目も味も滲みがなく、自然な甘さがあって美味しかったです。 全部のワインを飲んで思うことは、登美の味付けというのでしょうか 樽の香りがしっかりとしています。初めは少し癖のある気もしましたが飲み進めるごとに癖になりそうな独特な香りです。 僕は、登美 赤 1996が一番美味しいなぁと感じました。 まだまだ熟成に耐えられそうな今後も楽しみなワインです。 20年も前のワインがこんなに美味しいんだったら今売っている2009年のものを大事に大事にセラーに眠らせて飲んでみたいなと思うのでした。 おっと。今日はここまで~ ![]() 次回はその後のディナー風景をお届けします★ 後編はこちら→サントリー登美の丘ワイナリーツアー 2016.03.13 後編 ![]() ↑「Amazon 日本ワイン特集」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016.05.20 20:56:15
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