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きょう聖(ねこミミ)

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2006年09月22日
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カテゴリ:創価学会ニュース
2006年9月22日 18:34:51

 1958年3月16日、岸信介総理大臣が、戸田第2代会長との約束を「ドタキャン(w)」して、代理として安倍晋太郎氏が「広宣流布の記念式典」に訪れた時の話。
 実に、タイムリーでステキw

 若っ! ドコまでもお守りいたしますぞっっ!!(たんなるミーハー)

『聖教新聞』2006年9月22日付

あの日あの時 1
池田先生と中国方面
(より抜粋)

安倍晋太郎は見た

 岸信介は1957年2月、第56代内閣総理大臣になった。

 約1年後の58年3月16日。

 戸田会長の招待を受けた首相・岸の代理として、娘婿・安倍晋太郎が会長のもとを訪ねてきた。首相秘書官。岸首相夫人の良子、妻の洋子を伴っている。

 広宣流布の記念式典。6000人の青年が集っていた。

 “これだけの若者が戸田会長を慕っているのか”

 安倍は毎日新聞の元記者。現場の空気を巧みに読む。行事が進むにつれ、安倍の目は、ある一点に向けられた。

 戸田会長に、影のようにピタリと寄り添う青年がいた。

 指示を一言も聞き逃すまいと耳をそばだてながら、一糸乱れぬ全体の統制を指揮していた。

 「人を守るとは、こういう姿のことを言うのか。私も、かくありたい。深く学ぶものがあった」

 後年、安倍は親しい友人に、池田室長の姿を感慨深げに語っている。



もいっこ。

『聖教新聞』2006年9月22日付

あの日あの時 1
池田先生と中国方面
(より抜粋)

気取った口髭の男

 「ともかく三田尻駅でおりれ」。先輩達に背中を押されて闘争に加わった福岡支部の柴田邦晴。駅からほど近い「その家旅館」も防府の拠点であった。

池田室長が出席した座談会は、廊下まで人があふれていた。

 口ひげの男がやってきた。何やら雰囲気が違う。地元の有力者だった。話の腰を折るように、ちょくちょく口をはさむ。

 「わしは、ここにおるもんのように金に困っちょらん。信心なぞ必要ない」

 柴田をはじめ、みな思わずうつむいた。貧しいのは事実だからだ。一瞬の静寂を切り裂いたのは、室長の鋭い声だった。

 「あなたのように人を小バカにするような人間に、生涯、仏法が分かるものですか!」

 一喝に気圧された男は、畳に後ろ手をつき、身体を支えるのがやっと。はっと我に返り、姿勢を正した。

 室長の確信、気迫、誇りが、会場を圧した。

 やりとりを見ていた友人たちは、堰を切ったように沈黙を破り、入会を申し出た。

 折伏は、こうやってやるのか!

 柴田は胸のすく思いだった。派遣隊は一夜にして目の色が変わり、町中を駆け始めた。

 かつて戸田会長は、明治維新の歴史をひもとき、室長に語っている。

 「奇兵隊は、武士が威張っていて、バカにされていた百姓や町人を集めて組織したもので、みごとに幕府軍をやぶった」

 強靭な庶民の力を室長は引き出したのである。

 「最近、南無妙法蓮華経を唱える若いもんらが増えちょる」

 「うちの隣も学会だ」

 「なんでだ……」 

 下関、山口、宇部、岩国、防府、柳井、萩、徳山(現・周南)。室長が転戦した8都市では、こんな会話が広がった。








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最終更新日  2006年09月23日 09時35分17秒
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