母の作品 バードカービング(シジュウカラ)
今月から家族の作品も載せていきたいと思います。先ず母のバードカービング。野鳥を捕らえてかごに閉じ込めずに、木を鳥そっくりに彫って鑑賞し、野鳥を保護しようという趣旨で、アメリカから発祥しました。日本でも、今、とても盛んです。チュペロやジェルトンなどの木材を使います。柔らかく彫りやすい木だそうです。柔らかいとはいえ、長方形の木を丸みを帯びた鳥の形に彫り上げていくのは大変な作業。母は最初の頃、専用の道具を持っていなかったので彫刻刀で彫りました。羽根の1枚々々、羽毛の1本々々を丁寧に彫り、アクリル絵具を薄く溶いたものを何度も塗り重ねていきます。初めての作品「シジュウカラ」です。 母は先生に何度見せてもダメと言われたそうです。この先生がすごい!本場アメリカのコンクールでグランプリを取られた方です。