宇宙戦争
まぁアメリカでバリバリのサマームービー・シーズン公開作品なので難しいストーリーなんて最初から公開されません。 友達や彼女と一緒に楽しむイベント・ムービー・シーズンなんですから。 ああだこうだと批評を書いても「ダメ」な方が多いに決まってるでしょ。 スピルバーグもきっとそんなこと分かってて作ってると思うしね。 VFX(特殊技術)のシーンはスピルバーグだけあって秀逸。かなり違和感なく観れます。実はこれがかなりスゴイ。これでもか、どばかりに主人公たちに危機が訪れます。正直お腹いっぱいになるくらい(苦笑) 娘役ののダコダ・ファニングも『アイ・アム・サム』のショーン・ペンに始まり、デンゼル・ワシントン(『マイ・ボディガード』)、ロバート・デ・ニーロ(『ハイド・アンド・シーク』)、そして今回のトム・クルーズと大物ばかりの共演。 役者のキャリアとして一番辛い時期なんだろうけど、これを乗り越えて欲しいですね。 その彼女が、作品の冒頭のシーンで、彼女の手にトゲがささり、父に「(トゲを)とってやろうか」と聞かれ、 「自然に押し出されるから、ほっとけばいいのよ」 と言うシーン。 これがこの作品のすべてですね。宇宙戦争 コレクターズエディション