京也のお買い物

術後の入院から２日は病院からの報告を受けていましたが、
数値が下がらないので、抗生剤？の点滴を足すということを
言われ土日を挟んで様子見。
もしこのまま下がらなければ、また開腹手術の可能性が
あると言われましたが。。。もうそれはしたくないなって
思いがありました。
でもやらなかったら死ぬのか。。そのまま連れて帰って
看取るだけの看病をするのか。。。でもでもこれ以上
傷つけて、最終的には術中に死んでしまったら。。。
手術後すぐに死んでしまったら。。。とかもうホントに
色々考えましたが・・・やっぱりもうダメでも
再手術はしない方向で。。と考えを決めました。

しかし・・この時点で、少し覚悟をしていました。
色々調べてやはり高齢、黄疸が出た状態での手術は
死亡率がすごく高い事を知ったので。。。

そして術後５日目の朝、電話が入り急変だといわれ
慌てて病院へ向かいましたが。。。。間に合わず。。。
私たちが到着した時には心停止してから２０分ほど経ち
先生が心臓マッサージをしていましたが、微弱な動き。。
手を止めると心臓は止まってしまうような状態でした。

もう無理だとすぐわかったので、そこでやめてもらいました・・。
結局詳しい原因はよくわからなかったです。
数値も点滴を入れてから少し下がったり、少し立ちあがったり
ちょっと回復してきたような感じはあったのに、いきなり
の急変で先生も予想外だったようです。

その後は。。。きれいにしてもらい、入院費の残高を払い
ゆっくり家に帰ってきました。
最後に撫でた術後の時の様子が忘れられず切なくて
寂しくて沢山泣きました。
最初の手術からたったの一か月ほどでいなくなってしまった。
色々重なったのかもしれない、でも最初の手術がなかったら
もう少し長生きできたかもしれない、無駄に命を縮めて
しまったかもしれない。
あの時はこうするしかないって決めた事でも今になると
後悔の対象でしかなく。。。。なんで、どうして。。
こればかりです。
高齢で手術をする場合のリスクは私の想像以上に高い
ものでした。
今一番後悔してるのは、もっと余命に関する危険度の
高さを確認しておけばよかったと思ってます。
このまま何もしなかったらどれくらいで死んでしまう
のか、とか。。今この病気のレベルはどのくらい重いのか
とか・・・もっともっと確認しておけばよかった。
いずれその時が来るのはわかっていたけれど、
進行が緩やかなのであれば自然に任せてもよかったなと
。。そういう歳なのに手術で自由を奪ってしまったと。

結局は何をやっても確実に後悔はするんですね・・。
もう今はあの時はこうするしか考え付かなかったと
受け入れることに努めています。

最後に、この病気になってどうしようってなってる方
の参考になればと、手術の費用とか入院日数なんかを
書いておきますね。明細を紛失したので詳細がちょっと
ざっくりですけど。

○入院日数　　１０日
（入院4日目の夜に手術・術後６日目の朝、急変死亡）
○入院費用　　一日の入院費１２０００円+血液検査など
　　　　　　　なので合計約２００００円　　　　
　　　　　　　胆のう摘出と肝臓の一部を摘出で約１８万
４０万前後でしょうかね。
ウチはペット保険に入っていませんでした。

今日、お骨を受け取りに行ってきましたが・・・
居なくなってしまった実感が増し、会いたい気持ちが増し。。
まだまだツライです。

いつか。。。虹の橋で会えるよね。