NHKとBBC共同制作のシリーズです。
第2シリーズとして
10/1は第5集:高山 天空の闘い
10/8は第6集:草原 命せめぎあう大地
10/15は第7集:海 ひしめく命
が放送されました。
今日は第7集でした。
地球の海わずか8%の浅瀬に集まる生命たちの様子をこれでもかと見せてくれます。
冒頭の、“熱帯の澄んだ海は生物にとって砂漠”という言葉には、なるほど、と思いました。
澄んでいる=微生物がいない=食べ物がないということは考えてみればその通りですが、普通の生活では澄んでいる水の方がいい、ということが焼き付けられていますから。
あと、プランクトンにしても、クラゲにしても、魚にしても、ペンギンにしても、とにかく数が凄い。
そして、そこで展開される弱肉強食の世界。
とにかく、言葉を抑えて見せてくれます。
自然科学好きにはたまらないです。
こういう番組を制作してくれるからこそ、受信料の支払いがいがあるというものです。
他の民放で同じようなものを製作すると、案内役がうるさかったり、“義務教育の理科ぐらいきちんと勉強しろよ!”と言いたくなる様なタレントやアナウンサーに喋らしたりして台無しにしたりしますから。
(そういやこの前の核実験のニュースの解説のときにも、“ダイナマイトに使用されるTNT火薬・・・”とか言っていた、救いようのない無知な局アナがいました。)
この番組の案内役は緒方拳ですが、使い方が結構巧いと思います。
この「プラネットアース」は全11集で、第8~11集は2007年1月放送だそうです。楽しみです。
ところで、2007年公開予定映画にあったけど、こちらは関係あるのかな?
詳細はまだ載ってませんけど。