がらくた別館 映画・漫画いろいろ日記

2009/09/21(月)00:17

ウルヴァリン :X-MEN ZERO

映画の感想(379)

X-MEN3部作で活躍していたウルヴァリンの過去を描いた映画です。 もちろん、ヒュー・ジャックマン主演です。 1845年、カナダ。 ジェームズは父親を殺した男(実はジェームズの実父)を手から生えたカギ爪で殺し、兄ビクターとともに逃走する。 その後、ビクターとジェームズの兄弟は南北戦争、2度の世界大戦を兵士として生きてきた。 ベトナム戦争でビクターは村人に暴行を働こうとして上官を殺害し、かばったジェームズとともに銃殺刑になる。しかし、彼らは再生能力のため死ななかった。 そんな彼らのもとに謎の軍人・ストライカーが現われて2人を特殊部隊・チームXにスカウトする。 チームXはミュータントの特殊能力を持った者たちで構成された部隊だった。 しかしジェームズはアフリカでの任務中、部隊の残虐なやり方に嫌気が差し、部隊から抜ける。6年後、ジェームズはカナダの山奥で教師のケイラと暮らしていた。 しかしそこにストライカーが現われ、かつてのチームXのメンバーが殺されていることを告げる。 そしてジェームズのもとにも犯人が現われ、ケイラを殺してしまう。その犯人とはビクターであった。 ジェームズはケイラの仇を討つため、ストライカーの申し出を受けて強化改造を受けるのだが・・・ 最初が1845年・・・ということは、ウルヴァリンはX-MENに登場した人物の中では最年長? 『X-MEN』で少年時代にナチスの収容所にいた描写があった、マグニートーの倍以上は生きています。プロフェッサーXよりも年上?記憶喪失の前のウルヴァリンは超人的な能力がありますが、心優しい人物です。 100年以上、戦場で生きてきても優しいです。 ウルヴァリンの兄、ビクター。 ウルヴァリンが狼男なら、こちらは熊男。指の爪が伸びます。しかも性格は凶暴。 ビクターを演じたリーヴ・シュレイバーの体格も熊のようなので、ぴったりな感じ。 ちなみにリーヴ・シュレイバー、『ディファイアンス』でダニエル・クレイグ演じる主人公の弟を演じていました。 こちらは、真面目で頼りになる感じの役でした。 ウルヴァリンの名前の由来も登場。 改造の後、逃げてきたウルヴァリンの世話をした老夫婦。 ウルヴァリンが切り落とした流し台にも動じない人たちですが、やっぱり・・・な展開です。 パターンですが、こういう展開で敵側の非道さが強調されます。そして、「島」へ。 「ミュータントがいても放射能のせいにできる」って・・・まぁ、そういうこともありましたが。「島」にはいろいろなミュータントが収監されています。 若きサイクロプスも収監されていて、脱出時に活躍。『X-MEN』の時よりも効果的に活躍? そして、プロフェッサーXも登場。ウルヴァリンとは顔を合わせませんでしたが。最強の敵、「ウエポンXI」 いろいろなミュータントの能力を備えています。 最凶でもあります。で、エンドロールの後にももう1つ展開が。 最後まで見ないで続編を見ると、「なんで?」となるでしょう。 このシリーズは本当に最後まで見ないとだめですね。展開が強引だったりするところもありますが、テンポも良く、アクションも派手でなかなか楽しめました。 続編もありそうですから、これからも楽しみです。

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