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Jan 10, 2011
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カテゴリ:映画の感想

残されていた家計簿と日記をもとにした、幕末期を生きたある武士の物語。
加賀藩の算用者という役職の武士が主人公です。

109シネマズの1000円の日に観賞。

武士の家計簿.jpg 武士の家計簿_pa02a.jpg 武士の家計簿_pa02b.jpg

幕末の加賀藩、金沢。
御算用者の猪山直之はひたすら真面目に職務に励み、周囲からは「そろばんバカ」と呼ばれるほどの武士であった。

御蔵米の勘定役に任じられた直之は、飢饉で苦しむ農民に配られたお救い米の数字が合わないことに気づき、独自に調べるうちに役人たちが米を横流しして私腹を肥やしていることを知る。
直之はこのことを上司に報告するが、これは上司に握りつぶされ、直之は能登への左遷を言い渡される。
その矢先に一揆が起こり米の横流しが発覚し、関係者は処分される。そして直之が不正の詳細を調査したことが藩の上層部の目に留まり、直之の左遷が取り消しになるかわりに異例の大出世を遂げることになった。

直之は息子・直吉が4歳になり開かれる「袴着の祝い」の目前に、猪山家が膨大な借金を重ねて家計が窮地に陥っていることを知る。
直之は祝いの席の鯛を絵にして経費を抑え、その後、父と母に家計を立て直すための計画を話す。
それは、家財道具を処分して質素倹約に努めるという大胆なものであった。
一時の恥よりも、借金で家を潰す方が大恥であるという直之の信念のもと、それは実行される。

こうして猪山家の家計簿が直之の手によって細かくつけられることとなった。
その一方で直之は息子の直吉を立派な御算用者にすべく教育をしてゆく。

20110110p_武士の家計簿.jpg 20110110t_武士の家計簿.jpg

堺雅人が真面目一筋な「そろばん侍」を演じています。
中村雅俊の父親をはじめ、猪山家の面々はけっこう良かったです。
祖母が和算の問題を解いていたり、猪山家は本当に算術一家です。

直之の出世の理由が不正を告発したことではなくて、不正が発覚した後にその調査記録が上層部の目に留まったというのがちょっと変わっている感じでした。
まあ、ガチガチの武士社会ではこういうことでもないと上に上がれないのかもしれません。

そして、猪山家の家計再建作戦。
生真面目な直之だからこそ、といったところでしょうか。
弁当が変わったり、細かいところが結構面白いです。

とにかく何があっても生真面目に家計簿をつける直之。
息子の直吉に自分の才を受け継がそうと英才教育をします。

でも、武士としての誇りも持っています。
商人のような御算用者の職務を武士の仕事として誇りを持って行っています。
このくだりは結構好きです。

といっても決して冷徹ではない直之を堺雅人が好演しています。

本編は猪山家が借金を返済し、直之の母の着物が戻ってくるまで。
直吉改め成之が父に仕込まれたその才能を大村益次郎に見出されて、ついに海軍主計部で勤務するようになるというあたりはエピローグ的な感じでしょうか。

あと細かいところでは、そろばんの5の玉の数が江戸時代(加賀藩)と明治(成之が使用していたもの)で違ったのは結構面白い。
いつごろ切り替わったのでしょうか。

派手さはないけど、けっこう面白い映画でした。







Last updated  Jan 13, 2011 11:48:54 PM
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