がらくた別館　映画・漫画いろいろ日記

TOHOシネマズで1週間期間限定の無料上映が行われていたので観てきました。
仕事の後、上映1時間前に映画館に着きましたが、そのときすでに前列ブロックか壁際しか空いていませんでした。
劇場は仕事帰りのサラリーマンから小学生の親子連れまで、老若男女でほぼ満席。
さすが無料。

警視庁捜査一課の定年間際の刑事、小泉鈍一郎は仕事を失敗してハイブリッド課に配属され、課長に任命される。
警視庁ハイブリッド課は行政改革によって生まれた、各方面の官庁・役所から派遣された公務員が刑事を兼任する特殊な捜査チーム・・・というのは表向きで、なんでもありの2800名からなるお荷物部署だった。
明らかな左遷に凹む鈍一郎。

そんな折、行政改革大臣の娘を誘拐すると脅迫状が届き、ハイブリッド課が警備を担当することになる。
鈍一郎は捜査一課に返り咲くため、警備の成果をアピールするが・・・

相変わらずゆるゆるでバカバカしい、FROGMANの世界。
期待通りの45分です。
オープニングから脱力します。

鈍一郎は、見たとおり鷹の爪団の総統です。

さまざまな職種が集まったハイブリッド課。
消防士刑事、最高裁判事刑事、税務署刑事・・・から子猫刑事、山師のヤマさんなど公務員じゃないものや、IT刑事（パソコン）、電話刑事、蛍光灯刑事など備品まで刑事。
脱力のバカバカしさです。

トミーとマツが本人の声で登場。

ほとんど悪の総帥の警視総監。（過去の姿は・・・）

警護の対象は、高飛車なお嬢様。
鈍一郎の「ぶっとばしてえ～」は最高です。

トヨタ店の提供で無料上映になっているおかげで、トヨタの宣伝がいっぱい。
犯人が逃亡に使う車以外はすべてトヨタ車。
クラウン刑事（クラウンが買いたい刑事）は某社長だし。

重要なところで子猫刑事がいちばんの大活躍。

行政改革とか社会をネタにしているけど、別に社会風刺するつもりもないのは、鷹の爪団と同様。いつもの通りのふざけた映画です。
別に何も考えないで、呆れながら笑うのがいいでしょう。

P.S.上映は期間限定でしたが、映画そのものはネットで公開されているようです。