あんてぃーく街の茶屋～さらんばん～

「さらんばん」をオープンして　１年と４ヶ月。
その間にも　いろいろなお客さんとの出会いがあって、人と出会うって面白いな～、と　繰り返し思う日々。



「さらんばん」がオープンして　ちょうど１ヶ月経つ頃に知り合った、カナダ出身の英語の先生２人。この１年と４ヶ月の間に、度々　お友達を連れてお店に来てくれてました。

ついこの間、その中の１人からメールが来て「もう、６月にカナダに帰ります。挨拶しにお店に寄るから・・」ということだった。
旅行が好きで、プサンからソウルへ、プサンから地方都市へ、よく旅行するらしい。　絵とか写真が好きらしく、お店に来る時は　どこかのギャラリーのパンフレットとか　いっぱい持ってた彼女。

ワタシは彼女が喋ってる英語を　全部は理解できないけれど、飾り気なく早口でまくし立てる彼女の話は　非常にワタシのツボにはまって笑える。とにかく、良く喋る人。ウチの主人も　良く喋る人だけど、彼女も良く喋る（笑）！


彼女がお店に挨拶に来たとき、ちょうど　ウチの店では主人がエアコンを設置してた。あつーい日だったから　急遽設置。

お店のなかの雰囲気が　ドライバーやドリルなどが置いてあって、『あっ・・申し訳ないな・・・』と思ったけど、屏風を立てて　エアコン設置の作業風景は見えないようにして　テーブル空間を作って　早速お話をして・・。

しばらく　お話してたら　いきなり「ガガガガガ・・・・・！！」と騒音が。
主人がドリルを使って穴を空けたらしい。（うるさいっ、遠慮しながら作業やってくれいっ！）と思いながら　彼女（以下Ｊ）の顔をみたら、親指を立てて
「good～!！強い男～」と言ってましたよ（笑）。そして尽かさず、「こういう大きな音、大～好き。射撃なんかも好きなのよ～」と　カラカラ笑ってた。
（す、すてきな女だ～！）

何を話したのか忘れちゃったけど、最期に一緒に来た男性（この人もたぶん　子供たちの英語の先生だろうな～・・。隣にいるボミョンをニコニコしながら目で追いかけてたので）のことを話しながら「きょう、この友達が　スペシャルディナーを作ってくれるんだって。ソジュチキンよ～！！（焼酎チキンだそうだ）」と教えてくれた。

ええ～？初めて聞く料理だ！と思って　作り方を教えてもらった。彼のオリジナル料理なんだろうか？？チキン１羽にニンニクとか生姜とかしょうゆとかいれて　最期に焼酎１瓶入れるってことだった。ワインで煮込むのを焼酎で煮込むって感じかな・・？？

そして　また最期に　すてきなポストカードらしきものをくれた。それは　ポストカードじゃなくて　写真展の案内状だった。「この人の写真、とっても　面白いから好きなんだけど　是非見に行って～！ワタシは　この人をコトあるごとに友人に広めてるのよ、広告する役なのよ。ただ自分が好きでやってるだけなんだけど。」と１枚くれた。（あとで、その写真を載せますね～）６月２２日からだそう。
Andy Win Sheehy　という人だった。


そして　またまた最期に　ウチの主人に「じゃあ、行きます～。」と笑って挨拶しながら　二の腕にチカラコブを作るマネをして「いいぞ～、強い男」みたいななこと、言って手を振って去って行きました。　玄関で靴を履きながら　その横で右左、逆に靴を履いてるボミョンの足をみて「くくっ！かわいい～・・・。子供が　ああいう風に（どうのこうの・・）」と　また早口で何か喋りながら　去っていきました。

面白い人。韓国語の『ケンチャナヨ～！』も板についてきてた。
カナダに帰って何をするの？？と尋ねたら、しばらく休んでから　今度はベトナムで英語を教えるのだとか。おお～！飛び回る人だ。

今まではプサンで子供たち（３歳～４歳くらいの）に英語を教えてるんだけど、すっごいカワイイのだそうだ。子供たちも　喜ぶだろうに、彼女のキャラクター。
　

また　会える日が来るまで待ってます～、そして　こんな小さなお店を　友達の家みたいに訪ねてくれて、ありがとう～！（来るたびに　違うお友達に紹介してくれてました）。