ラ・フランス
La France
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この薔薇の基本情報
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系 統
ハイブリッドティ
作出
1867年 フランス Guillot Fils(ギヨー)
交配親
Mme. Victor Verdier×Mme. Bravy(推定)
花
直径約10cm 四季咲き(花付きが非常に良い) 剣弁高芯咲き
香 り ダマスク系 強香
樹 高 1.2m~1.5m
樹 勢 普通
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この薔薇の紹介
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四季咲き、大輪種の基礎 ハイブリッドティーローズの
第1号となった記念すべき名花。
ラ・フランス誕生以前のバラを「オールドローズ」(Old Roses)、
誕生以降のバラを「モダンローズ」(Modern Roses)と称しており
「ラ・フランス」は、モダンローズ第1号です。
花色はピンク裏弁は濃ピンクで、反り返り始めると
なんともいえないグラデーションを見せてくれます。
花径10cm、花弁は60弁にも達し
古典的な趣のある、繊細な花形になります。
枝は華奢で 棘は少ないほう。
株はよくまとまり、花がらをしっかり切ってやると
次から次へとよく咲いてくれます。
摘蕾せずに全ての花を咲かせると、花の重みでうつむいた姿となります。また、花の重みで枝折れすることもあります。
やや病気に弱い品種で、雨にも弱く
花びらが痛みやすく、ボーリングしやすくなることもあります。
日本では、明治から大正時代に天地開と呼ばれていたこともあり
西郷隆盛が高額で譲って欲しいと駄々をこねたという逸話が
明治政府は「ラ・フランス」を取り寄せ、
「天地開」と名付けて東京の官園で栽培を始めました。
香りがよく、官園は見物客で溢れかえりました。
そこへ陸軍大将だった西郷隆盛が訪れ、まるで
恋人に出会ったかのように「天地開ラ・フランス」に一目惚れ!
「是非売ってくれ!!!」と、バラを求めた。
ですが明治政府は・・
『天地開(ラ・フランス)は西郷隆盛が
持参金拾両にて分けて貰い度き旨 話しありしも
売らざりし」と。
拾両というと、現代の数十万円に相当する金額!
「恋人」をのがし、大きな体を縮めて口惜しげにしている
西郷隆盛の姿が思い浮かびませんか^^
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