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カテゴリ:★おすすめ絵本★
今日ご紹介するのはこの2冊!!! kyuさんが今まさにはまっている絵本です(*’∇^)/☆ 瀬名 恵子さんの絵本は賛否両論で よく終わり方が恐いから子どもに読ませないほうがいいのではないか? とか言われる保護者の方がおられるのですが、 私はこの瀬名 恵子さんの絵本が大好きです☆ 何故かというと私が小さいときに親に読んでもらった絵本の中で 絵も内容も見事に覚えているのはこの絵本だからです。 (それだけ鮮明に覚えている本は珍しい) そして恐い恐いといいつつも母や父に抱きついてよむ この感覚のたまらなさまでも覚えています。 今は絵本から暴力的とされるものや差別的とされるものが 排除され、昔話でさえも姿を変えようとしています。 豊かといわれ、お金さえあればなんでも買える 近所によくいたかみなり親父もいなくなり しからないという教育。が推奨される世の中 (それは悪いとは言いません。いいことなのかもしれません) 子どもにとって少しくらい恐いものがあっても 私はいいんじゃないかと思います 自分たちも嘘をつけば閻魔様に舌をぬかれるとか 地獄の恐ろしさをよく親に聴かされたものです。 私も幼い頃母の田舎にあるお寺の閻魔大王様の 彫刻が恐くて(古ぼけているのに目だけが金色にひかっているので、 見透かされているようで恐かった) その閻魔さまの前にいくと 「お母さんやお父さんの言うことをきいてイイコにします。 妹を泣かせません。」と泣きながら誓ったものです。 (でもまたすぐに忘れてやっちゃうんですが。。。) こんなふうに私は恐いもの=悪というのも少し違う気がしています。 (すべてにおいてそう思っているわけではないですが) 子どもにとって鬼やお化けは恐いものであっていいのではないでしょうか? 瀬名恵子さんの絵本は切り絵によってシャ-プな線とほわほわとしたやさしい線とで描かれていて 子どもをひきつけるリズミカルな言葉でお話が進められています。 ここで描かれているお化けはまさに 私が小さいときにみた閻魔様のように 目がひかりギラッとしていてなんだか 恐いんです。 kyuさんも では夜寝る前に「ねないこだれだ読んで!」といって持ってくる割に 「お化け恐い」って言うくらいです。 時計がなります ボン ボン ボン・・・ こんな じかんに おきてるのは だれだ? ふくろうに みみずく くろねこ どらねこ いたずら ねずみ それとも どろぼう。。。 から始まって最後は よなかに あそぶこは おばけにおなり おばけの せかいに とんでいけ おばけに なってとんでいけ で終わります(^。 ^;) kyuさんはこの本をよむと必ず 「おばけ 足ない。。。」 「あしなくなっちゃう」 といい自分の足をみて... 「足あった~!!」と嬉しそうに言います(笑) そして「kyuちゃんな 足とられたくない ねんねする!!」 っていって寝ます。(笑) これほどに引き込まれるお化けの世界 恐いのに、なんだか覗きたくなるお化けの世界。。。 こどもと一緒にこのなんともいえない世界を探検してみるのも 結構楽しいものです♪ 「おばけ恐い」というkyuさんに 私はいつも「お化けはいい子のところにはこないよ!大丈夫やろ?」 って言ったらkyuさんは「kyuちゃん いやっていわない イイコする」 って言います でもすぐに忘れてヤンチャ坊主&イヤイヤ星人に急変(^。 ^;) こうやっていたずらをしてもいい。 ヤンチャだっていい。 でも何かしら恐いものって人間誰しも持っている。。。 お母さんやお父さんと一緒だからのぞける世界!!! っていうのもいいものです。 恐いもののない人間のほうがよっぽど恐い。 って私は思います。 (こどもなのにホラ-をみても恐くない。むしろ面白いとかね) 恐いものは恐いと思えるkyuさんでいてほしい。 と願う母さんです。 そして、 「ふうせんねこ」 まさに二歳児突入「魔の2歳児」にうってつけの絵本です。 主人公のネコさんがまさにkyuさん!!! って感じ(≧∇≦) おねこさんが ぷ- おこって ぷ- ふくれて ぷ- かたずけるのは いやだ ぷ- いもうとに やるのはいやだ ぷ- あれかってくれなきゃ いやだ ぷ- ごはんは いやだ おかしが いい ぷ- ぷ-ぷ-言っているうちにネコさんの顔が膨らんで お空に飛んでいってしまいます。 そしておうちにかえれなくなってしまう。。。 こんな発想っておもしろいですよねぇ♪ ぷ-って言うたびにお顔が風船みたいに膨らんじゃうなんて・・・ kyuさんは一緒になって 「いやだ ぷ-」っといいます そして、ペ-ジをめくるたびに 同じせりふをいって 「いやだ ぷ-」。。。(^。 ^;) 「お顔が風船みたいになってるよ」って母さんがいったら っていったら顔をおさえて「シュ~」って言います。(笑) どうやら自分で空気を抜いているしぐさのよう(*’∇^)/☆ これも後味の悪い終わり方だという方が けっこう読み聞かせ会のときもおられましたが 後味の悪さも子どもの発想力を広げる 何かに私はなると思います。 すっきり終わるお話がお話じゃないと思いますし。。。 (いろんな考えがあると思うのでこれは一意見で すっきりがいいという方をせめているわけじゃありませんよ) 「このあとぷ-ぷ-ねこさんどうなったかなぁ~?」 っていうとkyuさんは 「うんとな ねこさんはな 母さんにあやまってな 許してもらってな おかおシュ~ってしてもらわはんねん そんでな おうちに かえらはんねん」って自分でこの後の話をハッピ-エンドにしてしまいます(笑) 「寝ない子だれだ」も 「おばけになってしまわはったな~。 どうする? こわいなぁ~。」 って私が言うと 「こわい~~!!!」って抱きついて 「でもな もう ねんねします おばけにしないでって いうたらええねん」ってかってにこちらも話を作ります(笑) 後味の悪い終わり方を親子で楽しむ!!! これもまた瀬名恵子さんのこの絵本の ひとつの面白さだと私は最近感じています(≧∇≦) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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